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ナショナル・アカデミー・オブ・デザインとは

ナショナル・アカデミー・オブ・デザイン(National Academy Museum and School)
1825年に作られた、ニューヨークのアートスクール。
1825年に設立されたナショナル・アカデミー・オブ・デザイン(National Academy of Design)は、展示と指導を通じてアメリカの芸術と建築を推進している。アメリカ合衆国のビジュアル・アーティストと建築家のための一流の名誉協会として、私たちは教育のツールとして芸術を提唱し、公的生活におけるアーティストと建築家の役割を祝福し、社会を推進させる文化的対話の媒体として機能している。-National Academy of Design

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National Academy of Design-1865年当時

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National Academy of Design

詳細には:
1825年11月、ニューヨークのアメリカ・ファインアート・アカデミー(American Academy of the Fine Arts)の何人かは、American Academy of the Fine Artsの権威主義に反対してニューヨーク絵画協会(New York Drawing Association)を非公式設立した。
ただ、その改革は、スムーズに受け入れられなかった。
1826年、イギリスのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(Royal Academy of Arts, RA/ロンドンの国立美術学校。美術館が併設)を手本にして、ナショナル・アカデミー・オブ・デザイン(National Academy of Design)を設立し、2人の創立会員と20人の学生で、1826年から石膏デッサンの授業が始められた。
その後、1841年にアメリカ・ファインアート・アカデミー(American Academy of the Fine Arts)は活動を中止し、ナショナル・アカデミー・オブ・デザイン(National Academy of Design)は、アメリカ合衆国を代表する美術アカデミーとしての活動を行っている。
そして、1877年には、Society of American Artists、また、1898年に、Ten American Painters(無審査:コンテンツの優劣を、その時の人の視点で決めない)が設立された。
前後するが、その後の最大の対抗する教育機関として、1875年にアート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク(The Art Students League of New York)が創立されている。
多様なアートの理念が混在しながら、時系列にパラダイムシフトしていると言う事だろう。

(追記)リーグ(The Art Students League of New York)等の組織もどこかの時点で、簡潔でわかりやすいコラムに致します。それらを後付けで体系化は困難ですが、混沌とした中での大まかな流れから、次の時代の表象(アートやデザイン)が生まれる、そんなパラダイムの一旦ですが・・お時間の許す折にでも。


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