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Rirkrit Tiravanijaとパフォーマンス・アート

Rirkrit Tiravanijaとパフォーマンス・アート

リクリット・ティラバーニャ(リクリット・ティラワニ:タイ語: ฤกษ์ฤทธิ์ ตีระวนิช / Rirkrit Tiravanija、1961- /アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれのタイ王国の現代アーティスト)現在は、ニューヨーク、ベルリン、そして、バンコクなどを拠点とする。

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Rirkrit Tiravanija

芸術家の社会的役割を探求

リクリット・ティラバーニャの作品は、アーティストの社会的役割を探求している。
そして、観客とのコミュニケーションを重視したパフォーマンス・アートの先駆者の1人でもある。

パフォーマンス

Rirkrit Tiravanijaは、1990年にニューヨークの画廊でタイ風焼きそば「パッタイ」を振るまったパフォーマンスに続き、1992年、1995年には、タイカレーを振るまうサービスするなどのパフォーマンスで注目を浴びたアーティストだ。制度への意義を言与するアートだろう。

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Performance- Rirkrit Tiravanija

観客とのコミュニケーションを重視したリレーショナル(relational)なアートの第一人者として1990年代の新しいアートの概念を開拓してきたアーティストである。

業績

リクリットの作品は、現在、ニューヨーク近代美術館(MoMA-1997年)、パリ市立近代美術館、サーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Gallery-London)他、世界中のミュージアムに数多く展示されている。
また、日本も含めて、多くのプロジェクトを展開している。
その1例は、2002年 「リクリット ティラバーニャ展」 東京オペラシティアートギャラリー

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「リクリット ティラバーニャ展」東京オペラシティアートギャラリー/2002

受賞

2004年、グッゲンハイム美術館よりヒューゴ・ボス賞が贈られている。それは、リクリットの現代アートへの貢献に与えられた。

教育業績

そして、現在は、コロンビア大学芸術学部の視覚芸術の専門的実践の教授。

また、2008年には、、ニューヨークのグッゲンハイム美術館がリクリットに展覧会「the any space whatever」のビデオ製作を依頼した。
その「Chew the Fat」と題されたリクリットのビデオはベルリンのノイガリームシュナイダーに2009年6月から9月までの間展示された。       映画「Chew the Fat」、そして、映画「LungNeaw Visits His Neighbors」(チェンマイの静かな村に住む引退した農民)
これら映画系は、次回以降のコラムに続きます。お時間の許す折に・・・

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