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(今日の一枚)テネリフェ島のテヒタビーチで難民を助ける観光客

テネリフェ島のテヒタビーチで難民を助ける観光客- 2006年7月30日(日)

テネリフェ島のテヒタビーチで難民を助ける観光客

Arturo Rodríguez(AP) 

カナリア諸島は、アフリカ移民の主要な目的地の1つであった。
この段階までに、ボートは、モーリタニアやセネガルから出発することがよくあった。
これは、大西洋の1,000kmの危険な旅だった。多くの人が飢えて脱水症状で到着している。
テネリフェ島のテヒタビーチで、撮影されたこの写真は、観光客が少年を助けようとしているところだ。

2006年7月30日(日曜日)、カナリア諸島テネリフェ島(スペイン)に、この日は、117人の移民が、小さなボートで到着し、そのうち2人が死亡していた。難民を献身的に助ける観光客をカメラはとらえている。その格差ではなく、とっさ時の対応としての、人の心だろう・・

また、2007年に世界報道写真アワード(World Press Photo Award)を受賞している。

アルチュール・ロドリゲス(Arturo Rodríguez,スペイン/フォトジャーナリスト)AP通信 / BBC

(註) Press Photo of the Year(1955- )は、オランダ(アムステルダム)の財団であるワールドプレスフォトが主催するワールドプレスフォトアワード(World Press Photo Award)が開催している。
フォトジャーナリズムで権威のある賞だ。それは、写真を単独で観るという視点ではなく、ジャーナリズム的に非常に重要な問題として、提起している。イメージと文化に極を置いているという事だろう。
1枚の写真が伝えるものは、あまりに大きい・・・

#学術 #イメージと文化

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