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(今日の一枚)Au café (カフェで)- レナード藤田嗣治

Au café (カフェで - At the cafe)- レナード藤田嗣治

カフェにて

76 x 64 cm レナード藤田嗣治 (Léonard Fujita)
Oil Painting, 1949

1949年に、このカンパスに「カフェで」描いた時、第二次世界大戦中に日本に住んでいた後、ニューヨークに居住していた。

この作品は、戦前に友人たちと暮らした、パリのモンパルナスの記憶を具現している。
それは、パブロ・ピカソ(Pablo Ruiz Picasso, 1881 - 1973/スペイン出身のフランスで活動した画家 )、そして、エコール・ド・パリの画家のシャイム・スーティン(Chaïm Soutine,1893 - 1943/ロシア生まれのフランスの画家)、モディリアーニ(Amedeo Clemente Modigliani、1884 - 1920/イタリアの画家、彫刻家)たちとの思い出のモンパルナスだ。
このカフェのシーンは、藤田嗣治の特徴である、乳白色の白、細線(面相筆)、フラットな視点で、彼の世界が描かれている。
レナード藤田嗣治のエコール・ド・パリの代表作の1つでもある。

藤田嗣治(レオナルド藤田嗣治/ふじた つぐはる,1886 - 1968/日本生まれのフランスの画家・彫刻家)
第一次世界大戦前よりフランスのパリで活動、猫と女性が得意な画題だ。
そこには、日本画の技法を油彩画に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びた。
エコール・ド・パリの代表的な画家の一人だろう。

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