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Girl - (Chitra Ganesh + Simone Leigh) Art|Basel 2019

Girl - (Chitra Ganesh + Simone Leigh) Art|Basel 2019

My dreams, my works must wait till after hell…, 2011
デジタルビデオ 7:14 ←リンクしています

以下は、そのコンテンツのダイジェスト-3min


Created, directed, & produced by Girl (Simone Leigh + Chitra Ganesh)
Credits:
Featuring: Kenya Robinson
Score: Kaoru Watanabe
Director of Photography: David Guinan

チトラ・ガネーシュ(Chitra Ganesh,1975年ニューヨーク州ブルックリン生まれ、ブルックリン在住)
シモーネ・リー(Simone Leigh,1968年イリノイ州シカゴ生まれ、ブルックリン在住)

デュオガールは、上記のブルックリン在住のチトラ・ガネーシュとシモーネ・リーのアーティストで構成される。
どちらも、女性の形の表現を探求するために、セラミックからアニメに至るまで、様々な素材で取り組んでいる。

チトラ・ガネーシュは、ギリシャと仏教の神話やグラフィック・ノベルを作品に含めた伝統的と、現代的な文化的言及を重ね合わせたコンテンツだ。
また、シモーネ・リー(Simone Leigh,1967- /アメリカのビジュアルアーティスト/彫刻・インスタレーション・video・パフォーマンス/アフリカ美術・言語-Vernacular)は、西アフリカの伝統芸術だけでなく、民族学的研究にも言及してコンテンツに構成されている。

そのディオのコンテンツは、女性に関連するテーマや女性のイメージ(図像)を探求している。
ビデオ・インスタレーションでは、「My dreams, my works must wait till after hell…, 2011」(私の夢、私の作品は地獄の果てまで待たなければならない…)
このタイトルは、グウェンドリン・ブルックス(Gwendolyn Elizabeth Brooks,1917-2000/アメリカの詩人・作家)の詩に由来している、呼吸ごとに肋骨が伸縮する、、そして、小石の山の下での頭が見えない・・・
このビデオは、胴体がフレームの大部分を占め、石で支えられた山のような演出だ。(サウンドトラックは、Kaoru Watanabe)
この身体の最も脆弱な頭の部分に石が精巧なヘッドピースのように重くなり・・・そして、その姿は安らかに眠っているように見える・・・
このパフォーマンスは、黒い肉体を描写し、被写体の身体的特徴の可視性を否定することにより、裸体の古典的な美術史的表現に挑戦しているのかも知れない。
また、このパフォーマンスを通してフィギュア(figure/姿・図)をアニメーション化しているのだろう。


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