デンマークの現代アーティスト：Jeannette Ehlersの個展と周辺（2022）
Jeannette Ehlersの個展
デンマークの現代アーティスト：Jeannette Ehlersの個展（2022）
ジャネット・エーラーズ(Jeannette Ehlers,1973- /コンテンポラリー・アーティスト）
ジャネット・エーラーズの、これまでで最大の個展で、精神的、反抗的、詩的なものを織り交ぜた作品だ。
2022.4.20-5.22
デンマークのアート界で重要な役割を果たした・・
近年、Jeannette Ehlersは、植民地の大国としてのデンマークの過去の認識を高めることで、デンマークのアート界で重要な役割を果たしてきた。
ジャネット・エーラーズは、ラ・ヴォーン・ベル（La Vaughn Belle）と共に、特に、コペンハーゲン港にある「記念碑 - I Am Queen Mary」の作成者だ。
記念碑 - I Am Queen Mary
（註）この「記念碑 - I Am Queen Mary」は、2018年、アーティストのジャネット・エーラーズと、ラ・ヴォーン・ベルとがコペンハーゲンで黒人女性の最初の公共記念碑を制作して、それを設立した時に１つの歴史が作られたと言われている。この従来の視点から、独創的な彫刻は、1917年3月31日にデンマークがバージン諸島を米国に売却したことを記念して、その100周年を迎え、世界的な認識と称賛を生み出した事は確かだ。
I Am Queen Mary by Jeannette Ehlers ＆ La Vaughn Belle
瞑想的な空間 - Kunsthal Charlottenborg
夏の間、Kunsthal Charlottenborg（デンマーク王立美術院の公式展示ギャラリー）の訪問者は、大陸、海、そして人間の運命にまたがるつながりを指し示す、彼女の執拗に強力な作品を探索することができます。-Kunsthal Charlottenborg
シャーロッテンボー宮殿での個展で、ジャネット・エーラーズは、映画、パフォーマンス、写真などのメディアを組み合わせた既存の作品だけでなく、斬新な規模でのインスタレーションを通じてアフロカリビアン（Afro-Caribbean）との関係に光を当てる精神的で瞑想的な空間を作りだした。
ジャネット・エーラーズの従来からの作品
以下に、ジャネット・エーラーズの従来からの作品・・・
Jeannette Ehlers、We're Magic-We're Real＃2、2020
ジャネット・エーラーズ他、2021
ラ・ヴォーン・ベル、そして、ジャネット・エーラーズの表象をご覧になっても、21stになり、現代アートの極（視点）が、明らかに変化している、このアートの裏側にあるものを観る側は感じるだろう・・・
次回は、「女性彫刻家：アネ・マリーイ・カール・ニールセンの偉業」に続きます。この助成金は、Jeannette Ehlersにも与えられています。お時間の許す折に・・・
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