小川孝子

小川孝子と抽象画の理念

小川孝子(1908 –1989) モダンアート協会 ・女流画家協会 
文化学院大学美術科第1回卒業生、その後、パリへ留学、帰国後、1934(昭和9)年、画家 *村井正誠と結婚。戦後、画壇へと本格的にデビューした。モダンアート(抽象)のエリア、また、教育機関においても活躍された。

小川孝子の画は、けっして習って描けない絵、不思議な世界がある。
*小川孝子の抽象画の理念
・抽象は科学の法則に合致する。
・絵を描く事、見えない物や事を形にするということ。
・それは、感性と直感で、ノリが無いときは何をしてもダメだ。

かえる

(例) 「かえる」ジャンプするバネのような構造を実に物理的に描くことが抽象画の理念。

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小川孝子氏の絵

写真引用-小川孝子画集(株)用美社 他

(註)*村井 正誠(1905年 - 1999)
抽象絵画の草分けとしての洋画家(モダンアート)。
武蔵野美術大学名誉教授。文化学院および文化学院芸術専門学校(校長)。元日本美術家連盟理事長。

(註)*小川孝子の抽象画の理念:これは、私は、幼い時に小川孝子先生に伺った内容の一端です、語りきれない程の多様な世界と多様な解釈が存在していたと存じます。

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