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ライナー・ルーテンベックの作品には既存の画材ない

ライナー・ルーテンベック(Reiner Ruthenbeck,1937-2016 独)
ドイツの彫刻家、そして、*コンセプトアーティスト。
当初は写真家であり、その後は、概念的な彫刻作品が多い。

1937年、フェルバート(Velbert /ドイツ)で生まれ
1956-1960年、デュッセル,ドルフ(Düsseldorf)で、フリーランスの写真家。
1962-1968年、デュッセル・ドルフ芸術アカデミー (Kunstakademie Düsseldorf) の彫刻科でジョセフ・ボイス(Joseph Beuys、1921-1986/ドイツの現代美術家)等に師事する。
その作品は、金属、灰、布、ガラス、木材、紙、光、音、写真など様々な素材を使い制作されている。
詳細は、こうだ、その彫刻は、部分的には当時のシュルレアリスムへの関心を示し、年月と共に、より抽象的になり、ミニマル・アート(Minimal Art/最小限での装飾・構成・色彩のアート)、マテリアル・アート(Material art/素材をテーマ)、コンセプト・アート(concept art)、アルテ・ポーヴェラ(Arte Povera/イタリアの美術運動-画材から工業的な素材や自然の石や木を使う)の要素を取り入れている。

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(c)Reiner Ruthenbeck

主な業績は実に多彩だが、デュッセルドルフアートアカデミーでのフルクサスのコンサート、ジョセフ・ボイスとZEROグループによる一連のアクションなど、有名な前衛的なアクションは特に著名だ。
1975-1976年には、ハンブルク芸術大学で客員講師を務めた。
1980-2000年、ミュンスターアートアカデミーで彫刻の教授

(註)*コンセプトアート:現在の一般的には、ゲーム、アニメなどの試作デザイン(ビジュアル化)。
ライナー・ルーテンベックの場合は、現在の一般的なコンセプトアートとは、異なり、概念芸術と捉えたい。


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