見出し画像

Elvis and Me:ジャミアン・ジュリアーノ・ヴィッラーニ

エルビスと私:ジャミアン・ジュリアーノ・ヴィッラーニ


Elvis and Me

Elvis and Me 2024

Elvis and Me(エルビスと私)2024
キャンバスにオイルペイント
249.6×161cm

ふざけた写真ではないが、ジャミアン・ジュリアーノ=ヴィラーニのロジックの全体像を捉えていないとわからない。
この作品は、ジョークではない・・・そして、エルビスの、アメリカのローカルなファンらしいコスチューム(シューズまで)とメイクだ。

「これらの作品は『すごくバカバカしいと冗談を言う』の、でも、私はこれらすべてが好きなの。私は彼らをとても真剣に受け止めており、からかっている訳ではありません。」-Jamian Juliano-Villani

-Jamian Juliano-Villani

ジャミアン・ジュリアーノ=ヴィラーニ(Jamian Juliano-Villani)

Jamian Juliano-Villani
Jamian Juliano-Villani

ジャミアン・ジュリアーノ=ヴィラーニ(Jamian Juliano-Villani,1987- /アメリカのアーティスト)は、ミーム(meme/SNSなどで拡散され、話題となったコンテンツ)、映画、写真データベース、美術史から画像を集め、それらをエアブラシで加工して、簡単に解釈できない不条理なコラージュに仕上げる。
その技法は、アウトサイダーアーティスト(ダニエル・E・ローリッグ(Daniel E. Rohrig/1911-1969/アメリカの画家-アウトサイダーアーティスト)から、知り得た知識もあるかもしれない。文化とは、そういう物だろう。ただ、彼女の世界は、その不条理な世界が独創的だ。

ダニエル・E・ローリッグ

Detroit Affinities: Jamian Juliano-Villani

Museum of Contemporary Art Detroit - MOCAD
4:11 (註)設定から日本語字幕にできます。

ジャミアン・ジュリアーノ・ヴィッラーニのアートワーク

最後に

インサイダーのみならず、アウトサイダーアートの周辺のロジックから、その文化を継承して、次々に現代アートの作家が生まれ、展開されていく事は、広義で本来的な事かもしれない。

-artoday

#ジャミアン・ジュリアーノ・ヴィラーニ #Jamian_Juliano_Villani #現代アート #コンテンツ会議 #アート #不条理 #コラージュ #不条理な世界 #一種の自画像 #データベース収集 #アウトサイダー的な方法論 #映画・写真・美術史のデータ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?