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残り161日 カサンドラ症候群悪化!

私のカサンドラ症候群の症状が重くなっている。昨日もまた、夫の言動で怒りに震えたし、今日もそのことを思い出すと、電車の中で心が重く、苦しくなった。

気づいたら、心療内科の扉を開けてた

地下鉄を降りて自宅に帰る途中。今までなんとはなしに横を素通りしていた近所の心療内科のドアを開けていた。
正直、心療内科にかかることに以前は抵抗があったし、自分には関係のない場所だと思っていたけど、そんなことより、今日は誰か知らない人に助けて欲しいと思った。

「初めてきたんですけど・・・」というと、受付の人が申し訳無さそうに、「初診の人の予約は日を改めて」と言ってきた。まぁ、そりゃそうかと思って、数日後の予約を取って帰ってきた。

予約の際、「ご希望の曜日はありますか?」と聞かれて「なるべく早めに」と答えている自分に、あぁ私は切羽詰まっているんだなと客観的に思えた。

カサンドラ症候群 悪化の理由

夫がアスペルガーか何かに違いないと思ってから、本を読んで、私なりに一度頭を整理し、夫と話し合いをした。

実はそれが、夫ではなく、私の状況を悪化させた。

お互い冷静なタイミングで、近所の居酒屋に行き、夫と二人で話をした。「人の話を聞けない」、「他の事を忘れて何かに没頭してしまう」「約束を守れない」など、ASD的な行動が多い事を夫に指摘すると、夫は納得して、そうそうその通りだと言った。自分がアスペルガーと言われても特段、ショックを受けた様子もなく、むしろそれが自分がタフな環境で仕事(ベンチャーの経営)を続けられた理由だと大いに納得していた。

なので、そこまでの話は、あっけなく感じるほどスムーズ。

続いて、ついてはこれこれこういうことで私が苦しいので「それならお互い、歩み寄らなきゃいけないね」「私もあなたも、お互いの事が嫌いなわけではない」「でも、私はこうしんどい」と極力ロジカルに話をして、ここも理解が得られたような感じがした。

しかし、日を改めて見ると、夫が開き直ったような態度である。

「おれ、こういう性格だから(しょうがない)」とか「そう、俺はこういう態度でも〇〇(私)のことが好きなんだ」など、堂々と主張してくる。

お手本のようなリアクション

結局、「私がどう思っているのか」の部分は、相変わらず夫にとっては重要ではない。「自分はこうだ」「俺はアスペルガーなんだ」などという自分主体の部分のみを理解していた。

「お互いの歩み寄り」の部分は全く夫の頭に残っていない。
妙な納得感、ASDのお手本みたいなリアクションだな!と感心する部分もあるが、ここから私自身より厄介な状況になる。

夫は度々「まぁ俺アスペだからね」と言うようになった。冗談半分なんだろうけど、「だからどうしようもない」「仕方ない」と言われているようで、これが私をノイローゼにさせる。

病院に行かない問題からの絶望

夫は、もともと1年に1度の会社の健康診断でさえ病院に行きたくないと言っているので、アスペだと思った所で診断を受けになんか「絶対に行かない」というし、「薬を飲むなんて、もっての他(弱い人のやること)」と勘違いしている。

それに「今のタフな仕事で自分がパフォーマンスを上げられているのは、アスペのおかげ(周囲を気にしすぎずに決断が出来ている)」と解釈した夫は、アスペルガーの対策をすることは、仕事のパフォーマンスが下がると理解している。厄介な方向に話が転がった気がする。

心を殺す、夫との無駄な言い争い

正論をぶつけても説得できないのはわかっている。その場で思いつきの嘘や別の話を並べて、まともな議論が出来ないように場を壊してくるのがいつものやり方。それでも正論のカタマリで壁際まで追い詰めれば「じゃー死ぬ」「死ねってことでしょ?」などと、「死ぬ死ぬ」作戦を振り回し、こちらが呆れるような悪あがきでまともな会話が出来なくなるのを狙ってくる。

死ぬ死ぬ言われると、例え嘘だと思っていても、どっと疲れる。
何度もやってきた。
想像するだけど、心がずんと重くなって、どっと疲れる。

なので、私はその一連の流れで、ぐっと黙って自分を押し殺し、冒頭のように怒りに震えていた。

本を読んで、少しは彼の特性を理解し、対処方法を学んだつもりだったが、「俺は、うまく生きられない。〇〇(私)はそれがわかってよかったね。」という態度をとられて、私の怒りは今まで以上だ。

きちんとわかっている。心療内科の予約が取れて、心療内科に行ったからといって、私がそれ以降救われるわけではない。何故なら、医者と私の間に、本当の問題は転がっていないから。

でも、誰か、何か助かる方法があって欲しい。改善が出来たら嬉しいと思っている。出来れば、「こちらが100%折れる」という以外の方法で・・・。

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