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日本人の体

有名な写真ですが、

この女性たちはこの村の力自慢の人たち……ってわけではなく、農村の女性はこれくらい力持ちだったんです。

でもひょっとしたら、腕相撲とかしたら、さほど強くないかもしれません。なぜなら、見ての通りこの女性たちは筋肉マッチョじゃないですよね?

筋肉の力、でやってるのではないのです。体の使い方、そしてそれ以前の、体の「在り方」が違うのです。

こちらは飛脚の写真ですね。見事な引き締まった体です。

江戸大阪間の560kmを3日、で走って手紙などを届けてました。ただ、基本的には二十箇所くらいの中継所があってリレー形式です。でも、実際に一人で3日で走ったというやばい男もいたそうです。

飛脚は江戸時代の資料に残っていますが(走り方などは残ってない)、戦国時代の軍隊の行軍も尋常ではありません。

馬に乗っているのは将軍クラスと騎馬隊だけで、基本「徒歩」です。自分の荷物、食料、そして武器、防具を身につけ、1日40〜70km移動したという記録もあるようです。

明治大正時代でも、リアカーなどを引いた行商人とか、一日中歩いていたりしました。もちろん、仕事でやってると無理も来るでしょうけど、現代人に「できるか?」と言われても、「そもそもできない」というのが現状です。

今の我々と、4,5代くらい前の先祖たち。どうしてこうも体力が違うのでしょうか?

その前に、前回の「つながるこころ、つながるからだ」にご参加された方の感想をいくつか。

足首に芯ができてきたような感覚に今日気づきました、毎日蹲踞(そんきょ)を少しずつやっていますが、その成果が出てきたのかもしれません。私の場合は捻挫が懸案事項ですが、足首が少ししっかりしてきたのかな?と思いました。

体の構成の説明と体感を伴うワークが融合されていて、体の細部を感じるのが苦手な私にとっても、思考から体感に落としていくことができ、とても有効でした。(多少の無理やり寄り切った感はありましたが、汗)思考→体、そして最終的にこころへとつなげていく、とても丁寧な進行で、わかりやすかったです。ただ、 到底 この1回だけで会得できるものではないため、何度も参加したいと思いました。

大島ケンスケさんが日頃から言われているのは
「思考」「ハート」「身体」のバランスです。
私は思考人間なので、身体からのアプローチが必要だと思っていました。
しかし巷では身体を動かすものと言えば、筋トレ、ヨガ、ピラティスなどカタカナばかりで違和感を感じていたところに「つながるからだ、つながるこころ」のコンセプトに惹かれて参加しました。
日本人に合った身体の使い方。なかなか学べない事の数々。シンプルだからこそ難しい。
でも私にはしっくり来るものばかりでした。
筋トレなどしなくても、身体の使い方を学べばちゃんと動ける事を実感しました。

・「肩甲骨を使うと、力が入る」というワークがありましたが、自分の言葉にすると「小指を使う」になります。やっている本人はその違いに気付きにくいのですが、一緒にワークしている相手の反応の違いに驚きました。なぜ詰める指が他でもなく小指なのか、納得しました。私たちはまだまだ身体の使い方について知らないことが多いので、いろいろ試してみたいと思いました。
・蹲踞はしゃがむのはわりとできましたが、真っ直ぐ立つのは力の使い方が難しいと感じました。和式のトイレがどんどん少なくなっていく中で、「しゃかむ、立つ」という基本的な動作もスムーズにできなくなってきています。このことは私たち日本人にとって、ますます身体の使い方が分からなくなる方向に向かっていると危機感を覚えました。

その節は温かく迎えてくださり有り難うございました。
興味深いお話とワークで楽しく心地よいひとときでした。
ユーチューブでお会いするケンスケさんが目の前でお話してくださるのですが緊張しいの私が不思議に自然にすごせていたことにびっくりです。それは場の雰囲気や人の雰囲気のおかげでしたね。
いつも力んで力いっぱい過ごしていると感じていましたがどうする術もなく、、、
歩く時は骨を意識する…⁉️
そうなんだ~!
いったん立ち止まる感覚が心地よく自分とゆっくり向き合える機会を得ることができたように思います。
なんば歩きはなかなか難しいですが面白いですね。
先人の知恵に触れ日本人の本質を知り感じることができるのは嬉しいです。
体調を崩したことで気づきを得ることができ良い方向に進んでいけるのもからだがこころの声を伝えてくれたから。
またこのワークに巡り会えたのもこころがテーマに惹かれたから。
これからは自分を大切にしてからだの声に耳を澄ましなるべく心で感じれるよう丁寧に生きるように心がけたいとあらためて思いました。
まずは姿勢を正しく正しますね。

よく「昔の日本人は早死にだった」と言われますが、確かに昔は子供の死亡率が高いです。だからぐっと「平均死亡年齢」は低くなります。それが「平均寿命30代」とかのカラクリで、現代の平均寿命は、平均死亡年齢ではなく、別の計算式で「予測値」をもとに作られたものです。

これはある種の統計のカラクリです。現代の医療がさも優れていて、現代医療のおかげでみんな健康で幸せになったというプロパカンダです。もちろん衛生状況などの問題は今よりもありましたが、その中でも強い免疫を持った元気な人たちはたくさんいて、お年寄りもたくさんいたのです。戦前の記録ですが、平熱は大人37度、子供は37・5以上あったと言われます。

強靭な肉体。高い免疫力。清廉潔白な精神性。

現代人の多くは、当時と比べたらすっかり弱りきって、覇気なく、疲れやすく、ますます人の顔色ばかり伺う国民性。

かつての日本人の力を取り戻せないのでしょうか?

なにも、米俵何個も背負えとか、江戸大阪間を走り抜けたいわけじゃないです。僕もそうです。それだったらアスリートを目指せばいいです。アスリートには、超人的な人はいます。

だけどそうじゃなくて、元気で、やりたいことをやれる気力体力があり、ちょっとの病気なんか跳ね除ける免疫力があると、それだけで我々が「幸せ」になるためには必要だと思いませんか?

健康な体は、健康な精神の土壌でもあります。怪我や大病はもちろんですが、あなたは虫歯一本痛むだけで、正常な思考ができなかったり、熱があったり、頭痛がするだけで本来のポテンシャルを発揮できませんよね?

現代人は、慢性的に弱っています。食物、環境、習慣など、要因はひとつではありませんが、前提として「体の在り方」というのはあります。特に、日本人として遺伝子がある以上、日本人としての動作があり、日本人としての在り方があります。

西洋式の服装、西洋式の動作方法は、明治期に軍隊から導入されはじめ、そして戦後に国民すべてに「学校教育」「マスメディア」と共に普及し、今では誰も「日本人本来の動き」を知る人すらいない状況です。

日本人が日本人としての肉体の在り方を思い出すことは、それはつまり日本人としての心の在り方であり、いわば「大和魂」というものに直結すると思います。

この不安と激動の時代だからこそ、乗り切り、豊かな世界を築くために、根本にある「大和魂」が必要ではないのでしょうか?

古事記などの神話や神社ブーム、そして縄文というキーワードなど、スピリチュアルな人たちの間で「日本人」としてのアイデンティティが声高らかに大事がられていますが、主に精神性ばかりな気がします。

それも大事ですが、我々は心だけにあらず。体と心を持っている生き物です。そして、体が目覚めないと、精神は目覚めません。

これから人工知能の世界がますます台頭してくる世界。思考はAIが取って代わり、過去の膨大なデータの集積から、最短の回答を得ることができるようになるかもしれません。

そして人間の肉体も、不具合が起きるたびに、ロボット化される可能性も高いです。全身がロボットになってもおかしくないです。

頭はAI。体はロボット。

「あなた」はどこにいるのでしょう? 

過去のデータの蓄積と、そこに連動した機械の手が生み出すものとはなんでしょう?そこに、人間がもつ「創造性」はあると思いますか?

何もしないで待っていれば、または神様にお願いしいれば、誰かが理想の世界を作ってくれる、なんてファンタジーを盲信したい方はそのままどうぞ。

しかし、ロボットや人工知能と共存できるような、だけど人としての「創造性」あふれる生命として、これからの時代を生きる「vision」を持つのならば、ぜひ「肉体性」に着目してください。

今回の「つながるこころ、つながるからだ」は、バラバラになった現代人の心と体のつながりを思い出し、江戸時代、少なくても明治以前の「歩き方」を身につけることを、一つのゴールとしています。

そのためのキーワードは

・骨
・脱力
・動作の意識

それができて初めて、本来、我々日本人が持つボディのポテンシャルの入り口に手をかけることができます。

ぜひ、自分の体を学び、日本人の在り方を思い出しましょう。

6名限定の少人数制です。ひとりひとりのお体を見ながら、実践していきます。

☆ つながるからだ、つながるこころ ー 失われた日本人の体を取り戻す ー

9月2日(土)東京 ⇨ 詳細・お申し込み  残席4

9月18日(土)大阪 ⇨ 詳細・お申し込み  残席4

☆ visionワークショップ

☆voice healing「調う」

☆Youtube



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