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自己紹介と、わたしの仕事。

はじめまして。
いがらしようこ(五十嵐 陽子)と申します。
ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

福島出身で、現在はフィレンツェに住んでいます。
東北弁がイタリアにきても抜けないようで(わたしは自覚がないのですが)、わたしと話しをするイタリア人を東北弁イタリアンにスイッチさせてしまうほど、強力なようです。

ルーツ 
どうしてイタリアへ?

そんなわたしが、イタリアに初めて足を踏み入れたのは、20代前半のとき。
友人の影響を受け、なにも考えずサクっと仕事を辞め、ひとり欧州バックパッカーをしていたときのこと。

ドロボウの国というイメージがあまりにも大きくて、最初はビクビクしてたのに、教会付属の宿泊所では、天使のような笑顔の学生達と出会い、道に迷えば、言葉がぜんぜん通じないのに、散歩途中のおばちゃんに道案内をしてもらい、路地にはマリア様の絵が飾ってある。イタリア初体験は、言葉で言い尽くせないほどの感動で終えたのでした。

あのときの体験が忘れられずイタリア留学し、気がついたらこの地に根を下ろし、いまや留学時代は遠い昔。人生なにが起きるかわからないものです。

海外留学したい気持ちと、怖い気持ちが、ちょうど半分づつ。そのとき想像したのが、プールの飛び込み台。足を蹴る勇気さえあれば、あとは水のなか。溺れないように、手足を動かし泳ぐだけ。泳いでるときは、足を蹴る瞬間の怖さなんて忘れて無我夢中。

海外留学という飛び込み台から飛び込んで、気がついたら向こう岸に着いていました。それ以来、頭で考えるのもほどほどに。体験に勝るものはない。わたしの座右の銘になっています。

ヒストリー 
どうしてタイトルが 「イタリアのモノづくり」?

フィレンツェで中世時代に遡る職人の存在を知り、歴史と文化の厚みに衝撃を受け、感動したのが工房との初めての出会い。

フィレンツェを偉大かつ有名なアートの街にしたのは、互いに競い合い、より優れたものを生み出した、最高の技術を持つ職人たち。

モノづくりに必要な道具は職人の体の一部となり、丹念に進められていく緻密な手仕事は、芸術品の完成を見るように美しい工程です。アートの始まりが工房から出発しているのを実感します。

イタリアの商品、製品、芸術は、なぜ輝きを放ち、世界中から愛されているのか。その秘密は、工房にあるのかもしれない。

身近にあるアートから受けるインスピレーションと、細やかな手作業の掛け算で、イタリアらしい、魅力的なモノづくりをする職人たちの秘密を探り、案内することを、まずはベースにしたいと考え、このタイトルにしました。

ポリシー 
わたしのnoteを訪問してくださる方へ。


イタリアは欧州の南に位置する半島。それゆえに、アフリカ大陸、ギリシャ、トルコなどの隣国の影響を強く受け、古代ローマ時代をはじめとし、紀元前からの厚みある歴史を持つ国。

それなのに、イタリアが統一したのは、1865年。150年ちょっと前のこと。

文化も、歴史も、アートも、食事も、街づくりも、人も、各地方で独特の特徴を持っているのは、そのためです。

だから、イタリアは、様々な側面を持つ多様性に富んだ国。

パーツパーツは、なんとなくわかる。
けど、イタリアって、結局、どんな国なの?

それを、アートと職人の視点で、雑談を交えながら、解釈していこうかな。と思うのです。

私の仕事。

キーワードは「喜ぶ」。楽しい、好き、感動、知的好奇心、気づき。などの感情を共有して、関わる方達に喜んで頂けるような仕事を目指しています。

フィレンツェ公認ガイドの資格を有しているので、フィレンツェをまるっとご案内できます。アートと工房を掛け合わせた案内が得意です。イタリア人の人となりにフォーカスをしたインタビュアーとしても活動しています。

投稿している記事はすべて体験に基づいて書いています。登場する職人達のもとへ会いに行き、トスカーナの小都市や田舎の豊かさを体験しに行きませんか?

ご旅行の予定がありましたら、思い出して下さると嬉しいです。

わたしのnoteへ立ち寄ってくださる方と、noteで紹介する職人さんが、国をまたいで繋がるなんて、想像するだけで素敵です。日本からのリモート見学も準備中です。実施できるようになりましたら、告知します。

お仕事のご依頼はこちらからお願いします!
yoko.ig@gmail.com
いがらしようこ


写真にあるヴェッキオ橋は、絵画ではなく、フィレンツェ風モザイクで作られています。スカルペッリモザイチさんが製作されたものです。
Scarpelli Mosaici
Via Ricasoli, 59/r, Firenze FI
https://www.scarpellimosaici.it/



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