冨田めぐみ

アートで子育て!「アートケア」というコンセプトで、親子ワークショップや0歳からの鑑賞会…

冨田めぐみ

アートで子育て!「アートケア」というコンセプトで、親子ワークショップや0歳からの鑑賞会を各地美術館と連携して開催しています。NPO法人 赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会 代表理事

最近の記事

「母に当たりが強くて…」な話題☆アートケアだより☆2024年6月号

子どもがお母さんにひどく八つ当たりする、ものすごく感情をぶつけてくる というお話が、このところ毎回のワークで誰かしらから出ています。  お話される皆さん、もう疲労困憊しきっていて、時に涙ぐむ方もいて、こちらも泣けてきます。毎日のことだから本当に大変ですよね…  小さい子どもたち、あるいは負荷が過大にかかっている場合は年齢問わず、ストレスを上手に逃して心身の健康を保つ方策を取れないことがあります。  そんな時、「感情をぶつけてもいいや!」という相手にだけ、つっかかってくる。甘

    • アートケアだより 2024年5月号

      ●4月 「保護者お話会」 で育児のヒント  「アートケアひろば」では年中行事として「保護者お話会」を開催しています。1年の成長を振り返りながら、新年度を迎えるお子さんたち(と親御さん!)のドキドキワクワクをシェア。皆さんと話すことで悩み解決のヒントが得られる素敵な時間になっています。  学年も住んでいる地域も様々なので、自分たちの置かれている日常を、少し離れたところから見るような感覚で整理することができる、そんな良さがあると私は感じています。  今年は4月に3回開催。保護者

      • アートケアだより 2024年4月号

         新年度ですね! 6年生の皆さん、ご家族の皆様、小学校ご卒業と中学校ご入学、おめでとうございます。   毎年、6年生の皆さんにアートケアの思い出や感じたこと、後輩へのメッセージなどを書いていただいています。小さいお子さんたちへ、どうぞ「お兄さんお姉さんの言葉」を読んであげてください!  中学生以上は、ワークに毎月来ている人と来られる時に参加してしている人がいます。  心を整えたり、静けさを取り戻したり、自分らしさを確認したり。何より「表現する」ことは楽しく、幸せ感覚がアップし

        • 『生きた。描いた。愛した』 三岸節子さんの画業を一望・一宮市三岸節子記念美術館「赤ちゃん&こどもアート鑑賞会」ルポ

           愛知県の一宮市三岸節子記念美術館さんに毎年お招きいただいて、赤ちゃんから小学生とご家族が参加する鑑賞会を実施しています。今年度はコレクション展「花より花らしく」を鑑賞しました。 ・・・  「生きた。描いた。愛した」という鮮烈な言葉は、数年前に放映された、テレビ東京「新美の巨人たち」で耳にしました。近藤サトさんの貫禄あるナレーションも相まって大変印象に残りました。  鑑賞会の準備に際し、あらためて美術館の「こどもセルフガイド」を読み直したところ、この言葉が掲載されていること

        「母に当たりが強くて…」な話題☆アートケアだより☆2024年6月号

          アートケアだより2024年3月号

           2期にわたる展覧会、年度末作業等で、月初に発行しているおたよりが月末となってしまいました。。。  そう、もう年度末なんですね〜 2023年度は「アートケアひろば」20周年でした。3月20日(祝)、ようやく「20周年の集い」を開催しました。懐かしい方が来てくださって、あれこれ思い出され…  20年を振り返るのもナンなので、近年について振り返ってみます。 ●アートケアひろばの展覧会  「アートケアひろば」は、お絵描き工作、言葉や音、身体表現など、子どもたちが様々な芸術表活動

          アートケアだより2024年3月号

          アートケアだより2024年2月号

           6年生ご家族へのインタビュー。今月は(先月号の方とイニシャルが同じですが)Tさんにお聞きしました。Sくんは少年野球のチームでも活動しながら時間を作ってアートケアに来てくれています。小さい頃から興味を持ったことを作品に表してきました。武将の甲冑を作ったり、近年は野球選手の絵を描いています。4年生の妹がいます。お母さんは、ほっこりする方で…  ●絵も工作も野球も 冨田: コロナ禍でオンラインワークをしていた時のメールのやり取りで、Tさんが飼っていた猫の名前が「魯山人」で、名

          アートケアだより2024年2月号

          アートケアだより2024年新年号

          新年おめでとうございますスタッフより新年のご挨拶を申し上げます。 ダジャレ的ですが辰年の「たつ」に引っ掛けて「子どもが立った!自立したな~と思った瞬間」というテーマでお届けします。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。(五十音順) ●井上 敦子(いのうえ あつこ) 「赤ちゃんアート」に少し通っていた娘も小6になり先日卒業文集の作業で、6年間で変わったこと、成長したことは何ですかという欄に『言いたいことが言えるようになった』と書いてありました。え?そうなの??「赤ちゃんアー

          アートケアだより2024年新年号

          アートケアだより2023年12月号

          6年生ご家族へのインタビュー。今月はTさんにお聞きしました。Tくんは写し絵や工作が大好き。5つ離れたお姉さんがいます。  ●きょうだい、全然違う幼少期 冨田: 先日、美術館に行かれたそうですね。 T:高校2年の姉とようやく日があって、1泊2日の熱海旅行で美術館に行きました。1日目は2日目に部活で別行動になる姉の行きたい所へ、2日目はKの行きたいところへ、ということで姉が見たいMOA美術館に行ったんです。天井にある巨大な万華鏡のような装置が綺麗だっていうこともありまして。で

          アートケアだより2023年12月号

          赤ちゃんが生まれても美術館をあきらめない!「楊洲周延展」 赤ちゃんご機嫌な作品をレコメンド!

          町田市立国際版画美術館さんと、11月15日(水)に「赤ちゃんのための鑑賞会」を実施しました。 0歳6ヶ月から0歳代が4組、1歳が2組、2歳と5歳のお子さんがそれぞれ1組、8組の皆さんと「楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師」展を鑑賞しました。 楊洲周延は、展覧会のキャッチコピー「武士から絵師へ 絵筆で時代を切り拓く!」の通り、幕末から明治にかけて大活躍した浮世絵師です。 楊洲周延にフォーカスした展覧会としては近年最大規模とのことで、町田市立国際版画美術館の学芸員さん方、村瀬

          赤ちゃんが生まれても美術館をあきらめない!「楊洲周延展」 赤ちゃんご機嫌な作品をレコメンド!

          鳥取県立博物館「赤ちゃんと楽しむ作品鑑賞 ー はじめの一歩」ルポ

          鳥取県立博物館さんで「赤ちゃんと楽しむ作品鑑賞 ー はじめの一歩」を実施してきました。 鳥取県では、2024年の県立美術館設立へ向けて、数年かけて様々な活動をされています。その一環で、赤ちゃん目線のとても楽しい「赤ちゃんたちのためのアートかんしょうパラダイス」展が生まれました。「赤ちゃんも作品を観る」という観点で、乳児さんのことを考えて、学芸員さん方とボランティアさんが協力して作った展示もある、とても素敵な展覧会です。 昨年、鳥取県ミュージアムネットワークさんで研修会を担

          鳥取県立博物館「赤ちゃんと楽しむ作品鑑賞 ー はじめの一歩」ルポ

          アートケアだより 2023年11月号

          6年生ご家族へのインタビュー。今月はTさんご夫妻にお聞きしました。6年生のAくんと1年生のA子ちゃん、ちょっと歳の離れた兄妹の親御さんです。茅ヶ崎市内で開いていらっしゃる美容院でお話をと訪問したところ…  ●裸にタオルを巻いて登園! すったもんだの幼少期 父:先生、今いらしているお客様は、Aが0歳~2歳の頃、東京の保育園でお世話になった担任の先生なんですよ。 冨田:えー!! 保育園のT先生:こんにちは~(仕上げのブロー中) 冨田:偶然ですか? 父:いやぁ、ちょうどご予約が

          アートケアだより 2023年11月号

          松任中川一政記念美術館 「0歳からの家族鑑賞会ミュージアム・スタート」 「こども園・2歳児クラス鑑賞会」 ルポ

          白山市立松任中川一政記念美術館さんで「0歳からの家族鑑賞会ミュージアム・スタート」と「こども園・2歳児クラス鑑賞会」を実施してきました。 学芸員さんの「ご家族とお子さんたちが安心できる環境を」とのご提案で、日曜日の開催に加え、なんと月曜休館日に鑑賞会参加者さん貸切で開けてくださっています。かれこれ7年、毎年お招き頂いています。 松任中川一政記念美術館さんで実施すると、走り出しそうになる子も大声を出す子もいないのが本当に不思議です。中川一政さんと子どもたちの感覚が響き合う、

          松任中川一政記念美術館 「0歳からの家族鑑賞会ミュージアム・スタート」 「こども園・2歳児クラス鑑賞会」 ルポ

          石川県立美術館「0才からのファミリー鑑賞会」ルポ

          石川県立美術館さんと、10月1日(日)に「0才からのファミリー鑑賞会」を開催しました。 午前2回、午後1回の計3回。募集当日に満員御礼、ありがたいです。 コロナ期以来、定員が少なめに設定されています。ですので全員のお子さんとご家族に発言していただけて、私たち実施する側も参加者さんも、みんなゆったりとした気持ちで対話できます。 今回は「模様を楽しむ」と題された、工芸作品のコレクション展を鑑賞しました。 ことに石川県は、文化、歴史、食、自然、産業など、すべてが融和し、それが

          石川県立美術館「0才からのファミリー鑑賞会」ルポ

          アートケアだより2023年10月号

           6年生ご家族へのインタビュー。今月はSさんにお聞きしました。3姉妹で長女Wさんが1歳の頃から、次女Kちゃん、三女Mちゃんと、足掛け18年お付き合いくださっています。もう親戚という感じです!  ●自由表現。家でできるのにワークに来るのはなぜ? 冨田:Mちゃんが初めて来てくれたのは…(アートケアのアルバムを見ながら)1歳2ヶ月「赤ちゃんアート」からですね。 S:ワークはそこからですけど、Mは生まれた時からお姉ちゃんたちと一緒に連れてきてましたから、気づいた時にはアートケアに

          アートケアだより2023年10月号

          ちひろ美術館・東京「あかちゃんのための鑑賞会・子どものための鑑賞会」ルポ

          ちひろ美術館・東京さんと、9月16日(土)に「あかちゃんのための鑑賞会」9月23日(土・祝)に「子どものための鑑賞会」を開催しました。 今回は「ちひろ 子ども百景」を中心に、「谷内こうた展 風のゆくえ」も鑑賞しました。 ちひろ美術館さんでの鑑賞会では、毎回、いわさきちひろさんの作品を観ることができます。 同じ作家、同じ作品でも、展覧会が違うと違った印象になるので、飽きるどころか毎回楽しみ。 作品同士の関係で、響き合いが変わる感じです。 ちひろ美術館さんでは例年、館のご

          ちひろ美術館・東京「あかちゃんのための鑑賞会・子どものための鑑賞会」ルポ

          「アートケアだより」バックナンバー2007年7月号

          「アートケアだより」バックナンバー紹介。2007年7月号は、2児を育てるTさんへのインタビューでした。 気配りの人!であるがゆえに、お子さんたちへの対応も行届きすぎてしまいがち。そんなお話をユーモラスに伝えてくださいました。 今回の掲載にあたりご連絡した際、いただいたお返事に、懐かしいTさんそのままを感じました。 「その節はお世話になりました😀  今や。。  娘は今も手作り大好き。  息子。美大でテキスタイル学んでます。  子どもからいろんな刺激もらってます」 Tさんご

          「アートケアだより」バックナンバー2007年7月号