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アートケアだより 2024年4月号

 新年度ですね! 6年生の皆さん、ご家族の皆様、小学校ご卒業と中学校ご入学、おめでとうございます。 
 毎年、6年生の皆さんにアートケアの思い出や感じたこと、後輩へのメッセージなどを書いていただいています。小さいお子さんたちへ、どうぞ「お兄さんお姉さんの言葉」を読んであげてください!
 中学生以上は、ワークに毎月来ている人と来られる時に参加してしている人がいます。
 心を整えたり、静けさを取り戻したり、自分らしさを確認したり。何より「表現する」ことは楽しく、幸せ感覚がアップしますものね! そんな場としてアートケアを活用してもらえたらと思います。

 6年生の皆さんの小さい頃からの作品やエピソードは、23年度秋~冬の「アートケアだより」(note)、HP「web展覧会」でご覧いただけます。一緒にご覧いただくと、お兄さんお姉さんがより身近に感じられるかもしれません。
(お名前は展覧会と同じニックネームで掲載します)

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●arata↑さん

 僕はアートケア を始めてから物作りが、上手くなったり、手先が器用になったりしました。これは、アートケアのおかげです。本当にありがとうございました。
 2年生ぐらいのころから始めて約5年やってました。
 いろいろ作って楽しかったり、ガチャで作って失敗したこともあったけど、この5年間は本当に一瞬にも感じました。成功や失敗をたくさん経験したけどやっぱり作っている時が1番楽しかったし、作っているという思いが作ったと感じる瞬間でした。
 作ってすぐ捨てる物や、ずっととっている物まであって、どれだけ愛情こめてつくったかが、ここで出てきています。
 でもまだまだアートケアを続けたい気持ちは山々だけど、きちんと卒業したいきもちもあります。
 本当にこの5年間ありがとうございました。

●おさなさん

 アートケアでは、自分の好きなこと、やりたいことに真っ先に挑戦ができる。そして、先生たちが皆、知識が豊富なため気軽に質問ができて、とてもいやすい環境を作ってくれる。
 とにかくアートケアに来たら私は皆さんに2つのことをやってみてほしい。まず1つは自分のなかに少しでも「やりたい、挑戦したい」というものがあれば頭のなかに描いているものを形にするべきだ。
 そしてもう1つは他の人の作品を見て、そのアイデアをどんどん自分のものにしていくとよい。そうすることによって、また違うタイプの発想が生まれて、新しいアートが生まれるきっかけになるからだ。
 これからもいろいろな作品と出会って、自分の”アート“の世界を広げていってください。

●こうさく大好きさん

 私が4.5歳の時に6年生が展覧会でミニチュアを出していて、私も6年生になったら出したいと思っていたので、今年実現出来て良かったです。
 今年の展覧会では、しのちゃんが私の作品を見て真似て作ってくれたことが嬉しくて作った甲斐があったなと思いました。
 アートケアでは、学校や家では出来ない色々なことが体験出来ました。
 これから先もアートケアで学んだことを活かして、絵を描いたり物作りをしていきたいです 。
 みんなも色々な作品を作ったり、新しいことにどんどん挑戦していって欲しいです。
 12年間アートケアを続けてきて本当に良かったなぁと思います。今までありがとうございました。

●そうちゃんさん

 アートケアでの思い出は、戦国武将の武器や、兜や鎧を作った思い出です。兜や鎧は特に細かい部分が多いので作るのが難しかったです。しかし完成したら、達成感と同時に、もっと作りたいという気持ちがあふれ出てきました。
 もう一つの思い出は、ハンバーガセットを紙粘土で作りました。食べ物はリアルに作るのが大変です。けれども細かいとこまで再現するとよりいい作品にしあがります。細かい所まで再現したので、いい作品に仕上がりました。
 アートケアで感じたことは、諦めないということです。その方法がだめなら違う方法でやればいいということを感じました。
 後輩へのメッセージは何事も諦めずに頑張ってください。アートケアで学んだことを大切にしてください。
 今までありがとうございました。

●北條五代さん

 アートケアのみんなには、自由に作る、描くをしてほしい。学校の図工みたいに縛られずに、ある物を組み合わせて作ってみたり、何も考えずに絵を描いて、何に見えるか楽しんだり...自由に描く楽しさを感じてほしい。
 例えば、五年生の時にデッサンした雑巾は、時間が余った時にたまたま近くにあった雑巾を描いたもの。最初は単なる時間つぶし程度に描き始めたのだけれど、描いているうちに熱中してしまって、そのあと2回くらいかけて描き上げた大作になった。
 他にも、画用紙に水をしいて、その上から絵を描くにじみ絵で、何も考えずに描いて、何に見えるか楽しんでみたこともあった。そういう楽しみ方があることを知ってもらいたいと思っている。

●マリオKAITO!!さん

 ぼくは3才からアートケアに通い始めました。ヤクルトの陽気に顔を描いて小人を作ったり、小人を外のいろんな場所に置いて写真を撮ったことを覚えています。
 Eテレの番組に影響されて、ピタゴラ装置をたくさん作りました。
 工作をよくしていた時に上級生が描いていたお寿司の絵を見て、絵を描きたくなりました。
 先生に勧められてキャンバスに描いたり、好きなキャラクターの写し絵を描きました。
 写し絵をしながら、ピタゴラ装置や遊べるピンボールなどを作りました。
 低学年のみなさんも他の人の作品を見たり、いろいろなことに挑戦してほしいです。そうすれば新しいことを知れると思います。
 ありがとうございました!


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