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うつ病の薬に対する個人的意見

うつ病については、これからも長い付き合いになる病気だと考えています。社会人でうつ病により休職まで経験しました。今は寛解状態です。

そのコアのひとつになるのが、薬の存在です。このうつ病の薬については賛否両論で、当事者として悩むときもあります。

薬は無闇に手放すことは危険だと思いますが、薬に頼り過ぎることも問題であるため、根本解決を目指すことが大切だと感じています。健康な身体と心を目指すために何ができるのか。それが鍵だと思います。

うつ病の薬の話

何度か記事でも書いていますが、私は過去にメンタルを崩したことがあり、診療内科に通院しています。現在も月に1回のペースで通院していて、薬も1ヶ月分を処方してもらいます。

メンタルの病気。つまりは「うつ病」ですが、その効果とは、精神的にざわつくことを抑えることだと考えてます。精神的なざわつきに起因して、不安定に至ることが精神を崩す最初の要因なのです。

一方で、その場に精神的な不安定の要因が無ければ、うつ病の薬はあまり意味を成さないとも言えます。

そのこともあり、うつ病の薬については存在自体に賛否があります。例えば「うつ病は心の問題なので薬は意味がない」という意見を耳にします。

これは確かにと思う部分もありますが、診療内科の立場から考えると、無下に否定もできないのかなと。自分のエピソードも交えての意見です。

うつ病の薬の断薬体験

過去に私は医師の判断ではなく、独断で断薬をしたことがあります。

一度休職していた会社を復職してから、自分の周りで精神的な不安定の要因が消えたこと。それが当時の理由でした。

ところが、断薬後から落ち着いていたうつ病が再発する事態に見舞われます。うつ病に特有の自分の思考をコントロールできない、何とも落ち着かないような状態の再現です。

その経験があり、医師とも相談して断薬を止める事にしました。それから数年が経過しますが、今でも薬は毎日飲むようにしています。

それから体が慣れてしまったのか、現在は薬を飲まないと思考などに違和感を感じるようになりました。いわゆる、薬が無いとどうしようもない状態です。

薬に対する現在の意見

食事を中心とした健康面のコンサルタントをしている人と知り合いました。その方はプロのスポーツ選手の健康管理にも尽力されていた経験があります。

その方の意見も「薬が不要になる方向にしたい」ということでした。

うつ病は完治という概念が存在しない病気です。薬についても減薬こそあれど、完全に無くすことはない。心療内科の立場からすれば正当な意見だと思います。

私は再発の体験があるので、うつ病の薬を手放すことは危険だと考えています。また、日頃の心のざわつきを抑えるという点でも、必要な存在だと思います。

一方で、精神的な不安定の要因が無ければ、薬は余計な存在でもあるという意見も捨てきれない。健康面で考えれば、薬を手放したいのも本音です。

そもそも、精神的な安定を自ら作ることは根本の対策にもなります。これを目指すのも考えてみたい。

そんな訳で、先ほどのコンサルタントの方の話を一度きちんと聞いてみることにします。もしかしたら、薬を手放すことの本格的な足掛かりになるかもしれない。それが今の考えです。

おわりに

うつ病の薬については、うつ病の性質から長期的な服用になりがちですが、根本解決ができるとすれば、不要とも言えるものです。

ただ、無闇に薬を手放すことが正解であるとも思いません。その人の状況次第で答えは変わると思います。

私の場合は今の安定した状況であるからこそ、手放すという選択肢もアリかもしれないと考えたまで。実際にどうなるか。また続報をお伝えできればと思います。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに寄り添えたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

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