抱える闇を更に表沙汰にしてる「日本版正義連事件」の激動の中で、宮台真司教授暗殺未遂事件が起きたことから「別の見方」をあえて示してみる。

 前に書いてから一ヶ月以上経ってしまいました。

 一度、二週間くらい前に書いてたのですが、途中で色々状況が目まぐるしく変わったので書くのを打ち切って…仕切りなおしということで。

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2023年2月1日追記:
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2023年2月19日さらに追記:
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今までありがとうございました。


「日本版正義連事件」ことColabo問題や「ナニカ」問題を中心に、目まぐるしく事態が動いてる。

 もうこの二ヶ月ほどは本当に目まぐるしくて、たとえば前回取り上げた「日本版正義連事件」こと社団法人・Colaboの不正な会計を巡る疑惑、どんどんとおかしなことになっていますね。

 この間の不正疑惑を追究してる「暇な空白」氏(暇空茜氏)に対して、二つ三つの言い回しを理由に「名誉毀損だ」と合計1100万円もの民事訴訟が11月29日に起こされて、7人もの弁護団が付いた上に、そこそこ大掛かりな記者会見が行われて、そこで、暇空茜氏に対して「呼び捨て」で誹謗中傷や口汚い罵りが繰り返される。と言う、よくよく考えてみればとんでもない事態が起きてしまいました。

暇空茜氏を黙らせようとするスラップ訴訟と「公開処刑」記者会見。

 訴えた側は「不正追究ということでアップされてる動画やnoteは、「デマだ」と、具体的な不正疑惑に対して言われてる部分をうまいこと避けて「デマだ」「デマだ」「いやがらせだ」と繰り返してもいる訳です。

 そして、暇空氏を呼び捨てでののしったり、「RTやいいねした人にも法的責任追及する」と脅すような話までとび出した。そして、暇空氏たちが東京都などに対して情報公開請求で表に出ていないお役所とのやり取りやお金の流れを出すように動いてるのを「合法的ないやがらせ・リーガルハラスメントだ」「市民オンブズマンでもないのに情報公開請求するのは権利の乱用だ」とまで言い出してしまった訳です。それも、弁護士が。

 更に色々脅してきたり、暇空氏たちが更に色々暴いてそれに攻撃が向かったり、更には、国会議員などの議員たちが政争よろしく乗り出してきたりして…しまいには、国の会計検査院が(多分厚労省の女性被害者関連の事業や都道府県が行ってる事に国が助成してる部分について)動き出してるという未確認情報が飛び交ったりで…。

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宮台真司・都立大教授が、襲撃され・殺されそうになる。

 さて、この問題は色々と書かないといけない部分が私にもあるとは思いますが、同時にあった事件について少し触れておきましょう。

 テレビや雑誌・ネットやラジオなどでも積極的に発言してきている、東京都立大学の宮台真司教授が、11月29日に行われた、暇空氏をColaboと弁護団が告訴するという記者会見が終わってから約一時間後に、都立大学のキャンパスで何者かに後ろから殴られた上で滅多刺しにされたわけです。

 幸い、宮台教授の命には別状がなく、12月7日には退院して言論活動に復帰しはじめてはいるのですが、彼が、日頃から統一教会や右翼のような「右」だけではなく、最近は、自称左派や自称リベラル・とりわけ自称フェミニストたちのデタラメっぷりに対して、ものすごい厳しい言葉で批判を繰り返してきてる。と言う事に、私はどうしても注目したいと思ってます。

 この事件の犯人は未だに捕まっていなくて、世間ではもっぱら「統一教会関係じゃないか」と言う話が多くされてますが、私は違う見解をもっています。今回、Colaboを正面に立てて公の予算を食い荒らしていることが表に出てきている「四天王団体」に共通しているのは、「元々は成田闘争での内部の強姦事件の処理でモメた後に、反ポルノ・反性暴力を標榜してラディカル・フェミニズム運動を作り上げた人々」が主導してるということなんですよ。

 この四天王団体は、反ポルノや反風俗・セックスワーカへの攻撃やAVだけなく漫画なども含まれた表現規制の推進に関しては、ものすごい一体感でやってきてるわけです。

暇空茜氏を黙らせようとするスラップ訴訟の記者会見に現れた、「意外な」大物弁護士。

 そして何より、29日の記者会見に、本来はいないはずの弁護士が「トップとして」出てきてました・

 角田由紀子弁護士ですね。

 彼女は、アメリカの反ポルノや男性憎悪の思想を日本に輸入してきた経緯の中での重要人物です。

 そして、確か1985年位に「性暴力を許さない女たちの会」と言うラディカル・フェミニズム団体を立ち上げて以降は特に、韓国への思想の輸出も含めて勢力的に活動し、日米韓・そしてカナダの反ポルノフェミニズムの交流を促し、1994〜95年にはアメリカのラディカル・フェミニズムの中心人物と言ってもいいキャサリン・マッキノンに師事したりなどまでして、「国際協調」のノウハウを築き上げた重要人物でもあります。

http://山田豊.com/?p=14390


「日本版正義連事件」の中枢にいる、ラディカル・フェミニズム運動体のヌエのような実際の姿。

 そしてそのノウハウの中には、「本来敵対関係だったはずの警察と手を結んで、ポルノ規制や性風俗撲滅・男性なら些細なことで逮捕拘禁して社会生命を終わらせられる法律づくりで治安強化に貢献する」と言う部分があった訳です。

 そして、問題をでっち上げて・法律づくりに有利な世論を作ったり反対意見を抑え込むためならば、統一教会や念法眞教などの極右のカルトとも裏で手を握って役割分担する。

 90年代頭の「有害コミック騒動」以降、そういう動きを彼女ら彼らは実践していきました。それが形になった中には

・児童ポルノ買春禁止法(児ポ法)
・青少年健全育成条例の治安対策への全振り化
・痴漢冤罪を急増させた迷惑防止条例の制定
・男女共同参画事業の中での椅子の独占化

 などなどあった訳です。

(2023年2月19日追記:
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