パレスチナ・ハマースの「蜂起」とイスラエルの「虐殺」、そしてまだまだ続いてるロシア・ウクライナ戦争の秋に、昨年より気を病んでた根本を語る記事が出てきたので、反駁をしてみる。
さて、また、無為に時が過ぎて書こう書こうとしてはまとめきれずに先延ばしにする日々が続いてしまいました。
季節が一気に変わったおかげもあって、調子が崩れ…てもいなくて、夏場のほうが却って調子むちゃくちゃ悪かったのです(;´Д`)
メンタル的なものも勿論あるし(今回の核心になるのですが)、首や肩の問題・頸椎のズレからくる血行不良や神経全般の痛みで思考が廻らないという最悪の問題と実は格闘してきてるのですが、この一週間二週間で気温がガクッと下がったら一気に楽になりました!(・∀・)
まだまだ色々厳しいので稼働時間を増やせないのですが…みなさんも、色々心身に大変なご時世ですので、お大事に。
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前回は、こちら:
毎日新聞 2023年10月13日付け、加藤直樹氏インタビューに関して。
さて、今回、パレスチナの件か、前々からツイッターで書くと予告してる「子の連れ去り問題」と本多平直先生粛清劇の奇妙な関連について書こうと思ってエンジンかけ始めていたのですが、これを書いてる10月13日の金曜日の朝に、毎日新聞に、古くからの友人である加藤直樹くんのインタビューが載ったので、そのことに関してまず書いてしまいましょう。
このインタビューを読んだ時に、正直、愕然としました。結局、彼に私が働きかけても、彼は何も変わることがなかったのだな。と。こんな頑迷な人ではないはずなのに…と。
このインタビューでタイトルになってる『「反戦」のはずがロシア擁護? “嫌韓”に似るウクライナ批判の左翼』と言うのは、多くの部分、私のことを指してるのだろうと、読んで思いました。
勿論、私だけではなく、私と考えが近いような類の「今時珍しい絶滅危惧種の左翼」的な考えの人達全般に対して、加藤くんは厳しい批判をしてるのでしょう。
でも、私が彼に、例えばフェースブックで開戦当初から度々彼の考えのおかしさというよりも、東欧や旧ソ連諸国が冷戦終結してから歩んで来た歴史への関心の薄さから来てるいろんな「認知の歪み」(あんまし使いたくない言葉だけどこの表現しか思いつかない)を指摘し・もっと広い視野から俯瞰して見直して考え直してほしいと働きかけた事で、いくらかやり合った末に私のほうが「あきらめて」話から撤退していった。と言うや経緯に対する苦々しい思い。みたいなのが、インタビューのいたる所にバンバンにじみ出てましたので。
ウクライナ・ロシア戦争でウクライナの姿勢や戦争支援を批判することが「嫌韓ネトウヨ」と同じだという意見に感じる、強い違和感。
これは有料記事なので、おかねを払ってないと読めない後半で、韓国の左翼に対して批判的な左翼のこともセットでディスってて、言ってることは要は私が言うところの「お気持ち民族主義者」という人達が韓国の左翼や世論を日韓対立に駆り立ててる。と言う批判に対して、加藤くんが「ネット右翼だ」的に議論してて漏らしてたのを公に言ってるように読み取れる訳で、そこも含めて、多重に、私自身も「けじめ」として、まずはこのことについて書かないといけないと思ったのですね。
件のインタビューで出てくるのは、「問題が表面化するまでろくろく関心がなかった物事に対して、問題が炎上しだしてから首を突っ込むとどうなるか」という状況そのものにも見えたんですよね。
真面目な勉強家で人情家だからこそ、無関心に近いところに手を出すときには、要注意なことについて。
加藤くんは真面目だし人情家だし、何より勉強家で努力家だ。だからこそ、下手な人たちにハメられると、ろくなことにならなくなる。教養が浅いままで、教養を深めてるつもりがどんどん浅い方向に深めてしまう。
そうすると、歴史的な経緯を考えるにしても特定の人たちに都合のいい話以外ウソに見えるようになってしまい、認知が著しく歪んでるにもかかわらず、教養を深めたと自負してしまう。
典型的な、良識ある人が知らぬ間にエコー・チェンバーにハメられて狂暴になってしまう構図になっているようにすら見える。
『変な意味での「超ソ連マニア」』であった私から見た旧ソ連諸国の近現代史と、インタビューの根本にあるそれらの見え方とでの、明らかな違い・そして、認知の歪みについて。
私のように、それこそ、ソ連末期からソ連の状況に対して興味を持ってて、大学でも進級単位として認定されないのにロシア語の講義を繰り返し受けて(講師は、ソ連地域の経済地理学が専門分野である田口佐太郎先生…元・秋田経済法科大学名誉教授…でした)、自分の抱える病状とか適性もあってロシア語自体はほとんど身につかなかったのだけど(ダメじゃん…)、田口先生にも色々、私的な付き合い含めて文化面で教示を頂いたりもしてソ連という国・文化に対しての基礎知識や人々の考え方というものを間接的にではあるけど深めに知る機会を得ただけでなく、その後含めて、90年代なかばに就職して結婚してボロボロになってドロップアウトした03年あたりまでは別にして、それ以外の時期は軍事系や時事系の雑誌を00年代後半までは読みまくってロシアの状況などを見たり・その中で起こった「カラー革命」や「フラワー革命」のいきさつを見据える事も欠かさないできたような、変な意味での「超マニア」が見てきたロシアやウクライナと言う国と、例えば加藤直樹くんや志葉玲氏などが言ってるところのロシアやウクライナというのは、全く違うんですよ。
http://sc.chat-shuffle.net/articles/articles/16554654
↓の旧北秋田郡合川町の1992年1月の広報紙の14ページ目に出られてるのが、在りし日の田口先生です。
https://www.city.kitaakita.akita.jp/uploads/public/genre_0000010059_00/001_402.pdf
変な意味での「超マニア」な私から見たら、江戸時代と日光江戸村や太秦映画村くらいの落差が見えるくらいには、現実の歴史的な流れというものが反映されてないデフォルメされたテーマパークのようなものにしか見えない。
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『本当に、「教養が浅い」』。
厳しい言葉になるけど、本当に、「教養が浅い」。
韓国や朝鮮半島の話、それと在日コリアン関連の話をしてるのなら、加藤くんの教養には私は全く勝ちようがないのを自覚しています。でも、加藤くんが件のインタビューに至るまでの数年間、ロシア・ウクライナ戦争に関して何度か私と議論した時に見えたのは、極めて浅い教養で、安易に善悪を決めつけた上で「裁いて」しまう姿でしかなった。
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