初、アメリカ人で女性の印象派画家 メアリー・カサット
Hello! ニューヨークの淳子です!
アメリカ人の画家として
ぜひご紹介したいのが
この方!
メアリー・カサット。
なぜなら 印象派で
初のアメリカ人 女性画家だからです❣️
金髪にぷっくりお腹の
愛らしい男の子。
子供をしっかり支える
愛情深いお母さん。
楕円の鏡が後ろにあり、
まるで キリストの頭の上に見えるハローのようです。
1899年 フランスで描かれたこの絵は、当時の
「聖母子像」のようだと言われ、
印象派巨匠 エドガー・ドガに「19世紀の最高傑作」と
言わしめた作品です。
ところで
カサットは 画家としてだけでなく、
もう一つの顔がありました。
それは、アメリカのアートコレクターのアドバイザーです。
当時、アメリカではほとんど知られていなかった
印象派絵画を、富豪の
ハヴマイヤー氏の夫人に勧めました。
この夫人は、
アメリカで初めてモネの作品を
購入したということでも
知られています。 その影には
カサットのアドバイスがあったのです!
そして、ハヴマイヤーさんの
印象派コレクションは、
メトロポリタン美術館に
全て寄贈され、今めいいっぱい
私たちは印象派を堪能することができています!
ところで カサットを
印象派メンバーにスカウトしたのは、エドガー・ドガ。
2年前の展覧会では、
ドガの「踊り子」の彫刻の後に
カサットの絵が展示されるという憎い演出!!