【銀行対応】経営者は思ったよりも見られている
こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。
タイトルとは逆の言葉で「人は思ったよりも見られていない」と言われますが、これは一般的にという話で、経営者には当てはまりません。
今回は特に経営者の容姿や仕草、言動にスポットを当てたいと思います。
会社との取引を検討する際にはいくつかポイントがあります。
・提案内容
〇担当者(場合によっては経営者)
・財務内容(与信判断)
こういったことが挙げられると思いますが、提案内容はさておき、
財務内容については帝国データバンクや東京商工リサーチなどの調査会社の資料や、お客様から直接決算書を預かるなどして判断を行います。
今回はこの中でも、経営者自身にスポットライトを当てます。
銀行に置き換えると、融資をする際に保証人調書というのを作ります。
会社概要、社長の経歴、資産背景、契約時の「服装、言動」などについても記載する欄があります。
要は「見ている」のです。
銀行だけではなく、経験豊富な経営者の方たちはあなたの服装や言動を
見ています。
少しストレスがかかったときにどんな反応をするのか見ているのです。
最近の私の事例でいうと、普段高級時計をつけていた経営者の方が、少し業績に陰りが見えたときからアップルウォッチに変わっていました。
どういうことかと言いますと、取引先や社員からの連絡が気になるのです。
今までは堂々としていた経営者の姿の変化は、付き合っていればすぐに気が付きます。
私はこれに気が付いたときにすぐに元の高級時計に戻すように打診を行いました。
普段の様子と変わっていることに経営者は気が付きません。
なぜ時計を変えたのか質問をすると経営者は言います。「利便性かな」
一理ありますが、経験豊富な経営者から見れば余裕がなくなったと判断されます。
こういったように心境の変化が気が付かないところで経営者の様子に変化をもたらしているのです。
ご自身ではなかなか見つけられません。
普段付き合っているからできる私からのアドバイスの一例でした。
まずはご相談下さい。
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