カサンドラ症候群から抜けられない人

私は「カサンドラ症候群」の辛い経験をして、
「カサンドラ症候群に悩む人がそこから抜け出すお手伝いがしたい」
と思うようになり、このnoteを書き始めました。

ただ、カサンドラ症候群には２つのタイプが存在していて、
どうしても抜けられない解決できないタイプで居続ける方も、います。

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「カサンドラ症候群」の２つのタイプ

私は、「カサンドラ症候群」には２つのタイプがいると思っています。

①「カサンドラ症候群」から抜け出したい人

「カサンドラ症候群」って、とても辛いですよね。
パートナーとうまくいかなくて悩むそんな日々から抜け出したい。
どうしたらいいんだろう？ネット検索、SNS検索、本で調べたり・・
色々あるけど、どれが我が家に効果的な方法なんだろうか・・・。

②「カサンドラ症候群」と名乗るのが実は心地よい人

夫婦関係がうまくいかない。家庭が荒れている。夫はASD。
この状態に名前をつけるとしたら「カサンドラ症候群」がしっくりくる。
SNSで「カサンドラ症候群で辛い」と発信したら仲間が集まってきて
「辛いよね」と言ってくれる。うん、心地よい。
うまくいかなくて辛いけど、自分は悪くない。夫のASDのせいなんだ。

①と②を読んで、
皆さん「私は①だ。②ではない。」と言うと思うのですが、
一度立ち止まってよーく考えてみてください。
誰にも言わなくて良いので、自分の中だけでこっそりで良いので、
自分の心の底の部分ではどちらの考えに近いのか、
よーく考えてみてください。

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多くの人が、どちらの段階も通ります

「私は①だ」と言うあなた。
辛すぎて今後②になる可能性、大いにあります。
被害者ポジションを選ぶカサンドラを読んで、
知識としてそういう危険性があることは知っておいてください。

「私は②かもしれない」
そう思えたあなた。
多くのカサンドラさんは①→②という道を辿ります。
それほどまでに辛いものだということです。
そんな中、②であった自分に気づけたあなたはきっと大丈夫。
カサンドラ状態を抜け出すことができます。

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解決を望んでいない人

例えばね、『カサンドラ症候群』という共通点を持つ仲間とのやり取りで
「夫がASDで困る。今日もこんなことがあってね・・・」
「えー！わかる！大変だよね！うちでも最近こんなことがあってね・・」
「あぁ、あるよね！わかるよ！すごくつらいよね。」
・・・こういうやり取りを、SNS上で見かけることがあります。

私もね、こういうやり取りに心が救われて、
『一人じゃないんだ・・！』と思えました。
とっても大事で必要な時期でした。
どのくらいの期間だろう。私は５年くらいだったと思います。
私自身、結構長い間「②」だった身です。

でもね、この段階を経て、今思うことがあって。

何十年もそれを続けている人を見かけると、
この心地よさが癖になってしまって、
本来の目的を忘れてしまっているのでは？と思うのです。

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あなたはあなたの人生を生きて良い

当たり前のことですが、
あなたは幸せになって良いのです。
パートナーに左右されずに、幸せになって良いのです。
パートナーに幸せにしてもらえなくても良くて、
自分で幸せになってしまっても良いのです。

パートナーに依存せず、自分の幸せを追求して良い。
パートナーの事を、あなたが幸せにしなくても良い。
まずは自分の幸せを優先して良いのです。

『パートナーがASDだから幸せになれない』
『パートナーが私を幸せにしてくれない』
いいえ、大丈夫大丈夫。
あなたはパートナーに頼らずに幸せになれます。

あなたはとっても素晴らしい人なんです。
ただ、ちょっとだけ頑張る方向を変えてみませんか。

私と一緒に、変えてみませんか。

SNSでは「カサンドラ症候群で辛い！」と言うだけで「わかる！私も！」と共感が得られて、私もずっとそれに救われてきました。
共感を求めていた人同士なんだから、それに救われて当然です。

そこからもう一歩踏み出す決意ができたら、
私と一緒にがんばってみませんか？

いちばん辛いときにこんなことを言われると
「余計なお世話！」とか「カサンドラの辛さを何もわかってない！」とか
思ってしまいますよね。
そんな場合は、まだ抜け出せる段階ではないということ。
一定期間の「②」は必要だと思うので、それは全然ありだと思う。
「②がダメ」なわけではないので、誤解しないでくださいね。

私もまだ「カサンドラ症候群を抜けた！」と言える立場ではなくて、
夫と連絡を取るたびに動悸がしたり頭痛や脱力感に悩まされています。
なので、あまり偉そうなことは言えないのですが、
少しでも前向きになれるような記事を書いていきたいなと思います。

一緒に頑張ろうと思ってくれた方がいたら、とてもうれしいです。