【羽咋ルーツ旅日記#1】 旅の準備
Mさんからこんなメールが入ったのは8月末。
「ご無沙汰しております、そろそろ世の中も落ち着いてきましたので、9〜11月頃滝谷訪問を考えておりますが、いかがでしょうか」
訪問先の滝谷というのは、石川県羽咋市滝谷町で、私のルーツのひとつ長濱姓の先祖が明治初期まで本籍地を置いていた集落です。
Mさんとの交流が深まる中で「いつか一緒に羽咋を訪れることができたらいいですね」と話していました。
まだ一度もお会いしたことはないし、電話で話したこともありません。
けれど、ノリだけでお約束したことでもなければ、絶対的な確定事項でもありませんでした。
でも「きっといつか実現できる」というふんわりとした確信がありました。
いよいよそれが実現へ動き出したのでした。
羽咋ルーツ旅のメンバー
今回のルーツ旅は、私とMさん、Yさん、
そして更なる強力サポーターのKさんの4人で行くことになりました。
【Mさん】
母とほぼ同年代、60代後半の札幌出身の女性作家さん。
今回の羽咋ルーツ以外にもさまざまな系統のルーツを調査し、
それらについてすでに本を出版されている。
「万右衛門」系統のルーツを持つ。
【Yさん】
Mさんとほぼ同年代、60代半ばの札幌出身の男性。
Mさんの二従兄弟で「万右衛門」系統。
怒涛の調査力で、様々な情報を引き寄せ、
旅計画を綿密に組み立ててくださった。
【Kさん】
今回の旅日記で初登場。
70代後半、札幌在住の男性。なんと羽咋市滝谷出身!!
とてつもないサポーターが旅に加わりました。
Mさん、Yさんの二従兄弟。
「万右衛門」系統の本家を実家にもつ(現在長兄宅が本家)
【私・そら】
曽祖母イヨ。
イヨの兄、祖父の名前はともに十助。「安兵衛新宅」系統をルーツにもつ。
年齢も様々な4人、そしてその日が初顔合わせとなる大人の修学旅行。
どうですか??ちょっと不思議でしょう?
最初はE mailでのやり取りでしたが、やはりちょっとした調整はLINEが便利。
グループLINEを作りましょうという提案をしたところ、
「まだガラケーなので、娘に教えてもらってスマホにします!」との返答が返ってきました。
数日後、Yさんはガラケーをスマホに変更し、LINEを習得し、無事にグループLINEで連絡を取り合うことができるようになりました。
自分の両親がスマホに移行した時のことを思うと、それなりに大変だったかと思うのですが、さすがYさんはあっという間に使いこなしてくださり、旅の準備も着々と進んで行きました。
事前準備は万端(頼り切り…)
札幌在住のYさんは事前にさまざまな資料と情報を送ってくれました。
綿密に調べられた資料と、調査の進捗状況、現時点までにまとめられた家系図など、それはそれは膨大な量でした。
そして旅程をまとめ上げ、ご挨拶に訪れる各寺や家庭にアポイントメントをとり、手土産、お布施など完璧に整え予算を見積もってくださいました。
もう本当に恐縮するばかり。
Mさんと私の女性陣二人はいつも
「問題ありません、お任せいたします、どうぞよろしくお願いします」と笑顔の絵文字をつけて、信頼と感謝をもって頼らせていただきました。
Mさんは関西方面から、YさんとKさん男性陣お二人は北海道から、私は関東からそれぞれ集合となるので、ある程度の予定が固まったところで各自羽咋までの移動手段と宿を予約し、集合は10月28日金曜日、羽咋市でということになりました。
事前にMさんから「羽咋市内に宿泊すると一宿につきひとり3000円の地域限定商品券がいただける」というお得情報をいただき、連泊はせず2つの宿を予約(これで1人6000円ゲット出来る!)することに。
1泊目は各々の宿を、2泊目は皆同じ宿を予約し、ゲットした地域限定商品券で美味しいお店で会食もしましょうということで、オプション計画も万全です。
こうして大人の修学旅行準備は着々とを進められていったのでした。
この日々を思い出すだけでもわくわくします。
羽咋旅編も少しずつ進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
今日もありがとうございました。
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