【グレープフルーツ】交感神経活性化&ダイエット効果の関係
こんにちは!
無印良品アロマ グレープフルーツ精油を活用する、
アロマを暮らしの片隅に置く薬剤師 ”あき” と申します。
最近、食欲が上向きで体重計乗るの怖いな…って密かに悩んでいる方はいらっしゃいますか?
今回は、そんな方にひっそり、ダイエッター注目の香り「グレープフルーツ」についてお伝えしたく、筆を執りました!
わたしも好きな無印良品でも販売されており、MUJI好きさんも手軽に香りを楽しめる精油のひとつです。
ぜひ参考にしていただけたら幸いです♬
”グレープフルーツ精油” 香り成分は?
グレープフルーツ精油は、スイートオレンジと同様リモネンが90%以上。
しかし、スイートオレンジと異なり、香りの印象はビターです。
なぜかというと…、スイートオレンジはオクタナール等のアルデヒド類によって甘い香りに、グレープフルーツはヌートカトンというケトン類でビターになるためです。
また、光毒性については、ベルガモットほどではないですが、原因となるフロクマリン類を微量に含むため、注意が必要です。
ちなみに、0.012~0.19%の「ベルガプテン」、0.11%未満の「ベルガモチン」を含みます。
そのため、グレープフルーツ精油をお肌に使用する際は、12時間程度は紫外線を浴びないようにしましょう!
< 使用上の注意 >
\光毒性を知りたい方はこちら!/
”グレープフルーツ精油” 香りの効果は?
グレープフルーツ精油は、アロマテラピーでは主に上記の用途・目的で使われます。
しかし、科学的なエビデンスを立証する厳格な研究が行われていません。
そのため、これらが有用であると判断するのが難しいんです…。
それでも、交感神経活性化効果については、検証された記述がありますので紹介します!
< 香りの効果の考察 >
交感神経活動の指標が高値を示すことは、交感神経が優位になっている状態を指します。
交感神経が優位ということは、身体はいわゆる興奮モード。
そのため、心拍数増加、消化抑制、末梢血管収縮等の変化が起きてきます。特に、人は、緊張したときに交感神経が優位の状態を実感します。
緊張して、心臓がドキドキし、手汗を握り、食欲も落ちる…
これは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか…?
前述は、グレープフルーツ精油がその交感神経を優位にさせる効果があるのではないか…?ということを示しています。
そして、アロマテラピーにおいても、グレープフルーツの香りが食欲を抑える効果があり、ダイエットに有益なのではないか…?といわれています。
しかし、香りに対する感じ方は個々人で変わりますし、個人差もあります。科学的エビデンスも充分とは言えません。
ただし、グレープフルーツの香りを嗅いで心地よいと感じたり、リフレッシュできる方であれば、芳香浴を暮らしに取り入れることは意味を為すと考えます。
そこで、今回は、交感神経を優位にする可能性のある「グレープフルーツ」の香りをルーティンに入れて、手軽にリフレッシュする芳香浴法とおすすめブレンド精油をご紹介します。
”グレープフルーツ精油” 香りの効果を活かす!【お手軽芳香浴法】
グレープフルーツ精油は、単独でも魅力ある香りですが、揮発速度が速く、香りが消えやすいという欠点があります。
そこで、グレープフルーツより揮発速度の遅い精油とブレンドすると、より長く香らせることができるようになります。
グレープフルーツは、すっきり系の香りなので、ハーブ調・ウッディ調の精油と相性が良いです。
その中でも、すっきり系ハーブ「ペパーミント精油」も相性が良いとされていますが、わたしの脳が、どうしてもミントの香りが邪魔しているように感じてしまうため、ここでは、フルーティーウッディ「ホーリーフ精油」をオススメします。
ホーリーフのいいところは、グレープフルーツのフルーティさを損なうことなく維持すること。
ミントのような鋭敏さはないですが、グレープフルーツ本来のフルーティーなリフレッシュ効果を包み、支えます。
布製品やペーパータオルに精油数滴を落とす芳香浴法もありますが、触れたものへの色移りやシミが心配なので、マグカップ芳香浴法が良いかな…と思います。
マグカップ芳香浴法であれば、最初1:1で試してみるのがオススメです♬
マグカップ芳香浴法含め、お手軽芳香浴法は、下記リンクの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!
\あわせて参考に!/
”グレープフルーツ精油” 香りのまとめ
柑橘系精油で交感神経活性化が期待される「グレープフルーツ精油」。
ダイエット効果に対する反応は個人差があると思いますので、過度に期待しないことをお勧めしますが、日中のリフレッシュタイムの芳香浴にはオススメします。
また、今回あえて、トリートメントオイルの香りづけをオススメしませんでした。
リモネンの含有量が多く、わたしのように反応しやすい方にはお勧めできないと考えたからです。
肌の強さに自信がある方は、適正濃度を守りお使いいただいても大丈夫かとは思いますが、光毒性による影響は念頭にいれてくださいね!
それでは、最後に、グレープフルーツ精油のプロフィール・参考文献で締めます!
< グレープフルーツ精油PROFILE >
< アロマ好き必見⁉香りを楽しく学べる図鑑 >
それでは、グレープフルーツの香りで、読者の皆様の気分がリフレッシュすることを願いまして…
この度も、最後までお読みいただきましてありがとうございました!
▼ アロマを暮らしの片隅に置く薬剤師の【精油note】▼
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