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【レモン】”気分転換の柑橘香”アロマ暮らし薬剤師の精油note

精油note 【レモン】 🔄2024/12/30

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”レモン精油” 気分転換の柑橘香 アロマ効果を活かす!
こんな方にオススメ♬

✔ 柑橘の香りのなかでもレモンがすき♬
✔ 香りで気分転換したい!


こんにちは!
無印良品アロマ レモン精油も愛用する、
アロマ暮らし薬剤師 ”あき” と申します。

この度は、レモン精油の魅力を、アロマテラピーインストラクター×アロマブレンドデザイナー保有薬剤師の視点からお伝えします。
レモンの香りに興味がある方の参考になれば幸いです♬




”レモン”
アロマ暮らし薬剤師の偏った⁉使い方


レモン精油は、脳波における随伴性陰性変動では”鎮静作用”を示した香り。
すっきりした印象の香りですが、わたしの場合は、ラベンダーとブレンドして、思考のモヤモヤをすっきりさせたい時の芳香浴に使うことが多いです。

皆様は、どういったシチュエーションでレモンを香らせたいですか?
それでは、レモンの香りの特徴を解説していきます!



”レモン” 精油PROFILE


< レモン精油 >
揮発速度は速い!

香りが切れやすいため、
ゆっくり香る精油(ベースノート)との
ブレンドがオススメです♬


”レモン” 植物PROFILE

【レモン】植物PROFILE

レモン精油は、ミカン科植物であるレモンの果皮より、圧搾法で採油されます。
主な産地は、アメリカ・イタリア・スペイン等。
レモン精油もベルガモット精油ほどではないですが、柑橘系精油特有の光毒性に要注意です。


”レモン精油” 成分と香りの特長

【レモン】精油成分

レモン精油の香りの特徴成分は、その他に数%含まれる「ゲラニアール」や「ネラール」です。
この「ゲラニアール」「ネラール」は、まとめて「シトロネラール」とも呼ばれ、メリッサ(レモンバーム)やレモングラス、リツエアクベバ(メイチャン)に多く含まれています。

そして、レモン精油に多く含まれる「リモネン」と「β-ピネン」は、これらの特徴成分をリフトアップし、フレッシュな香りにまとめます。

このレモン精油を使うのに注意すべき点は、「リモネン」が含まれることで酸化しやすいという繊細なデメリットをもつこと。
リモネンによる酸化は、10~20週間以内ではっきりと認識されるようになり、その酸化が始まると急速に進行します。
そのため、冷蔵庫の中で遮光瓶で密閉保管する必要があります。

また、レモン精油にも柑橘系精油特有の光毒性はあり、注意が必要です。
ベルガモットほどではないですが、フロクマリン類「ベルガプテン」を0.0001~0.0035%含むためです。

低リスクではありますが、お肌に使った後12時間程度は、そのお肌を紫外線にさらさないようにしましょう!


それでは、実際のアロマテラピーの現場ではどのように使っているのでしょうか…?



”レモン精油” アロマ効果は?


レモン精油は、脳波による随伴性陰性変動(CNV)を測定された過去があり、香りによる心理的効果が研究されています。
その結果 ”鎮静作用” が現れ、こころをリラックスさせる香りのひとつと示されました。

また、過去に、in vitroにおいて電気刺激を与えたモルモットの平滑筋に対しては ”刺激作用” を示した結果もあります。

これらのことから、心身ともに疲れているときのリラックスタイムに香らせると心地良い香りだと考えられます。

ただし、精油は、医薬品のように科学的エビデンスを立証する厳格な研究が行われていません。
そのため、医薬品のように、これらの効果が有用であると判断するのが難しく、日本では「雑貨」扱いになります。
あくまでも疲れたときに香らせようかな…♬くらいの感覚でお使いいただけたら良いかと考えます。


では、レモン精油を使うのに、不向きなタイプはあるのでしょうか…?



”レモン精油”
アロマ効果を活かす前に”注意”することは?


レモン精油の芳香浴については、過度に使わないようにすればアレルギー等も起こりづらいです。

ただし、レモン精油は、d-リモネンを含むため傷みやすいです。
そのため、冷蔵庫の中で遮光容器に保管し、酸化を防ぐようにしましょう!

また、トリートメントオイルにブレンドしてマッサージすることがある方は、レモン精油には光毒性があるため、ブレンド濃度や使うタイミングに注意が必要です。

レモン精油をブレンドする際の濃度のめやすについては…

【最大皮膚使用量:2.0%】

「植物油50mLあたり20滴」までの濃度です。
ただし、AEAJ(日本アロマ協会)では、身体にトリートメントオイルに使用できる濃度は1.0%(植物油50mLあたり10滴)と定めています。
1.0%を超える濃度でのご使用はお控えください。

さらに、光毒性による反応を防ぐため、お肌に使ったたときは使用後12時間は紫外線にあたらないようにしましょう。

光毒性については、下記noteにまとめています。
気になる方はぜひ参考にしてください!


それでは、お肌が強くないアロマ暮らし薬剤師より…
より多くの方が香りの効果を楽しめる方法「お手軽芳香浴」と相性のいい精油をご紹介します!


”レモン精油”
アロマ効果を活かす【お手軽ブレンド】


レモン精油は、それだけでも魅力ある香りですが、揮発速度が速く、香りが消えやすい欠点があります。
そこで、レモンより揮発速度の遅い精油とブレンドすると、より長く香らせることができます。
ちなみに、レモン精油は、ハーブ調・ウッディ調だけでなく、花精油でも”ラベンダー”や、シトラスフローラル調”ネロリ”とも香りの相性が良いです。


< レモン精油と相性抜群の香り >

レモングラス

レモンの香りで気分転換やすっきりしたい時は、レモンの香りのジューシーさをパワーアップさせる「レモングラス&フランキンセンス」とのブレンドがオススメです。
このブレンドの良さは、揮発速度の遅い精油”フランキンセンス”を入れることで香りが長続きすることです。
香りを楽しむ方法としては、布製品やペーパータオルに精油数滴を落とす芳香浴法もありますが、触れたものへの色移りやシミが心配なので、マグカップ芳香浴法(ブレンド割合1:1:1)がオススメです。

ラベンダー

逆に、少しざわついた心を落ち着かせたいな…というときは、アロマ暮らし薬剤師の偏った⁉使い方でもご紹介しました「ラベンダー」をブレンドしてみると良いです。
シトラスフローラルな香りが好きな方にもオススメです。
ちなみに、わたしは思考がモヤっとした夜に芳香浴して眠りにつきます♬
こちらも、香りを楽しむ方法としては、布製品やペーパータオルに精油数滴を落とす芳香浴法もありますが、触れたものへの色移りやシミが心配なので、マグカップ芳香浴法(ブレンド割合1:1)が良いかな…と思います。
マグカップ芳香浴法含め、お手軽芳香浴法は、下記リンクの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!



”レモン精油” 
アロマ効果【まとめ】


すっきり柑橘「レモン」。
レモン精油は、柑橘系の中でも相性の良いものが多いため、使いやすい香りのひとつです。
前述の相性の良い香りには比較的高価なため入れませんでしたが、人気の花精油「ネロリ」も相性抜群です! 

ちなみに、この香りがオススメなタイプは…

✔ 柑橘の香りのなかでも、レモンが好き♬
✔ 香りで気分転換をしたい!

心当たりがある方は、ぜひこれを機に使ってみてはいかがでしょうか?

ただし、レモン精油は、ブレンドで使いやすい反面、トリートメントオイルにブレンドする際は”光毒性”に注意が必要です。
お肌に使用する際は、使用後12時間の外出は控えるようにしてください!


それでは、レモンの香りで、読者の皆様のQOL向上を願いまして…
この度も、最後までお読みいただきましてありがとうございました!!

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