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子どもの本の世界を旅して

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子どもと一緒に読んでも、大人が一人でひっそりと読んでも、心に残る絵本や児童書をご紹介します。
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記事一覧

★『神の道化師』トミー・デ・パオラ

他者のよろこびを糧に生きた人がおこした、クリスマスの奇蹟の物語。 12月に入ったので、クリ…

aromaholly
1年前
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★『にぐるまひいて』ドナルド・ホール 作/バーバラ・クーニー 絵

自然の恵みの中で静かに穏やかに、 しっかりと大地に根差して生きる人びとを描いた絵本 一年…

aromaholly
1年前
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★『月おとこ』トミー・ウンゲラー

ユーモラスでナンセンス…だけど、楽しく安心して読める 「行きて(生きて)帰りし」物語 『…

aromaholly
1年前
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★『ウエズレーの国』ポール・フライシュマン

子どものみなさんへ──夏休みは、空の碧さと、海の深さ、そしてどこまでも続く満天の自由を知…

aromaholly
1年前
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★『ゆき(バージンガムのちいさいえほ ん)』ジョン・バーニンガム

小さな子どものころのことすべてを、大人になってもずっと覚えていることはできません。 それ…

aromaholly
1年前
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★『ねえ、どれがいい?』ジョン・バーニンガム

新学期が始まり、学校などで始業前の時間に絵本や児童書の「読み聞かせ」 (最近は「読み語り…

aromaholly
1年前
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★『雨、あめ』ピーター・スピアー

大人になって、利便性ばかり意識する生活に慣れ切った、 自分の感性の鈍麻を思い知るのです。 雨の季節になりました。 この時期が好き!…と断言される方は、そんなにおられないと思うのですが この絵本を開くと、雨もよいもの、いえ、少なくとも子どもたちにとっては 楽しかったり、美しかったりする、日々の時間と思い出の大切な一部なのかもしれない、と感じられました。 この絵本は、雨の日の一日の子どもたちとその周りの様子を時系列で描いた絵本です。 絵本に言葉は一切なく、絵だけで表現されて

★『きょうはよいてんき』ナニー・ホグロギアン

よいお天気の日に、ミルクを舐めてしまったばっかりに… 揺れ幅のひどい一日を送ることになっ…

aromaholly
1年前

★『雪の女王─七つの話からできている物語』

何年か前に、ディズニー映画のアニメ『アナと雪の女王』が大ヒットしましたが、この絵本はその…

aromaholly
1年前
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★『三月ひなのつき』──石井桃子

忘れていた大切な風景を思い出す。桃の季節がくるたびに。 子どものころに出会った「もの」に…

aromaholly
1年前
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★『くんちゃんのはじめてのがっこう』

あなたの すわる ばしょは ここですよ──入園・入学を迎える小さい人と一緒に楽しみたい絵…

aromaholly
1年前

★『すばらしいとき』ロバート・マックロスキー

自然の営みと共に流れる時間を、彩り豊かな絵と、 詩のような言葉で美しく表現した作品です。 …

aromaholly
1年前
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