★『雨、あめ』ピーター・スピアー
大人になって、利便性ばかり意識する生活に慣れ切った、 自分の感性の鈍麻を思い知るのです。
雨の季節になりました。
この時期が好き!…と断言される方は、そんなにおられないと思うのですが
この絵本を開くと、雨もよいもの、いえ、少なくとも子どもたちにとっては
楽しかったり、美しかったりする、日々の時間と思い出の大切な一部なのかもしれない、と感じられました。
この絵本は、雨の日の一日の子どもたちとその周りの様子を時系列で描いた絵本です。
絵本に言葉は一切なく、絵だけで表現されて