はじまりの私のことを。

三月ははじまりの月なので
ふと私のことを少し。

こどもの頃は言葉の少ない子でした
なぜかというと
話さなくとも
相手の思っていることが
わかったので、話さなくとも
良いと思っていました。

みんなそうだと思っていたら
ふと、自分の思っていることは
きちんと言葉、声にしないと
相手に伝わらないのか。と
気がつき、言葉を話すように

それから
かれこれ時が経ち
高校生のとき
ハードに部活をしていて
勝負のときにはトレーナーさんが
つきました
この時のトレーナーさんが、不思議なひとで
身体のエネルギーを大切にするひとでした
当時はまだそんなことはよくわからず
変なひとだな、と思っていたけど

今こうして、ひとの身体に纏わることに
関わる仕事をしていると

なるほど、そういうことか、と。

そのひとつに
言葉と行動が一致しないと
けがをする。と

たくさんの方を見ていると
確かに意識とこころ、意識と言動の
不一致で不調をきたしている方が
とても多い。
言葉と行動を一致させることは
とても大切だと感じました

そして当の本人はその言葉と心の不一致に
気がつかない、そう癖なのです

なので私は本来の言葉を口から出せるように
その方から感じた言葉、受け取った言葉を
伝えるようにしています。

筋肉や脂肪にも言葉が蓄積しているようで
ゆるめて、触れると教えてくれるのです

ここ数年、自分の感覚の答え合わせをしたり
整えていたらより精度がたかまり

触れずにしてもわかるように？

ふと、私は言葉が苦手だったのに
ある時から
ただ感じたことを素直に言葉にしただけで
美しい言葉をありがとう、と
感謝されるようになりました。

特別なことは言ってないのに
なぜ？と思ったけど
いつのまにかすんなりと受け取ったものが
言葉としてでるように

ひとそれぞれで表現の仕方はさまざまで
絵にしたり
字にしたり
音にしたり
物にしたり、など

私はもしかしたらその表現が言葉なのかもしれません

手から伝わったもの、耳や目で得た物と

自分では苦手。と感じていたものは
実は得意だということも

それを私は施術、ケアを通して
まだ見ぬ才能や使えていない能力や可動域などを
使えるようにとサポートできれば幸いです

本来の力を使えているひとはほんのわずか
もったいない、
意識と身体をと馴染ませると
自分自動運転で
とてもスムーズになるようです

#calinacare

風の声、植物のささやき、に耳を澄ませ
感覚を研ぎ澄まし
自然に寄り添った暮らしを。
みんな持っていた感覚を取り戻すのです

月と太陽、そして星にとみんな教えてくれている