片付けなさいというよりも・・・

明日から新学期が始まることもこともあって
進級する自分に、何か区切りをつけてほしいと思いながら
今日は、息子にはもう少し身の回りの整理をしてほしいと
感じていた日

口から出る言葉はつい
「この辺りを片付けてくれる？」
だったけれど

それよりも

「今あるものを、元にあった場所に戻してくれる？」
って伝えた方が、真意が伝わるなと思った日

作業としてものをただしまうのでなく
ものを定位置に戻すときには、次に使う人のことを考えてね

っていう思いやりの気持ちが込められている気がしたから

片付けは、ものを元の位置に戻すことだけで思考を止めるよりも
次に使う人や家族が使いやすいかを意識して
置く高さや視点を変えてみるだけで
とてもクリエイティブな作業に変化する

ある日突然に、思ってもいない位置が
定位置に変わる可能性があるのだ

ただでさえ慌ただしくなる新学期のスタート
（アメリカの現地校はこのぐらいからが新学期になる）
家の中で、なぜかいつも同じ動線を行ったり来たり・・・
そんな動作を見直してみたり

物が自然と集まってきてしまう
やりかけのものである場所が
人混みで溢れた駅のような場所になっているとしたら

それは、思考と行動とを紐づけて、探ってみると
何か新しい発見があるかもしれない

見直して、整った部屋を眺めながら
すっきりとした空間に、アロマの香りを感じながら
美味しいお茶を飲み

これから迎える秋をどうすごそうかと
想いを巡らせる時間にも、豊かさを感じたいですね

義妹はお菓子を焼くプロ。カリグラフィーを添えてギフトで送るのも
素敵だなと思っています。