異性のどのような点が好きなのだろう

 私が異性を初めて意識したのは、幼稚園生のときである。近所に女の子がいて、よく接する機会があった。そのときはその子に対して、ただかわいいと思った以外はなかった。小学生になると、同級生にいろいろな髪型や服装の人がいて、楽しくなった。途中、制服だった時期はあり、その時は男子が寒い冬でも半ズボン、女子はジャンパースカートという格好が鮮明だった。この時初めてスカートの存在をはっきりと認識した。また、髪が短い女子と多分初めて多く接する機会があり、仲良くなった。その後再び服装が自由になると、髪型や服装は一層多様になっていった。ツインテールの女子も多くいた。この頃から顔や声がかわいいと意識して思うようになっていった。中学生になると、男子は詰襟と黒いズボン・女子は紺色のセーラー服にスカートという風に決められた。夏は男子は白いワイシャツと黒いズボン・女子は白いブラウスと紺色のベスト及びスカートという風に決められた。女子の制服姿は新鮮だった。自然にドキドキしていたのかもしれない。子の頃は、単に雰囲気でかわいいということで好意を持っていたと思う。私が通っていた公立中学校は髪型には特に決まりはなかった。男子でも耳が隠れるぐらいの生徒もいた。でも女子はポニーテール・ツインテール・三つ編みといろいろな髪型をしていて、羨ましかった。この時初めて女子が後ろで髪を結ぶ姿にドキッとしたのかもしれない。清楚という言葉が象徴される時期だったのかもしれない。高校生の頃は男子校だったので同級生には女子がいなくて、異性を知る手段は芸能人などのみだった。大学生で再び同学年に女子がいると、多様なファッションをしていて刺激が強かった。成熟していく過程で、私がとても横に立てるような者ではないと思い、恥ずかしくなった。女性が足を出している姿を見ると、はっきりと意識してドキドキするのはこの頃からだと思う。そして社会に出てからはいろいろな女性に出会った。そして、自由な格好をしていて色気がある人には魅かれた。ロングスカートで大人びた雰囲気を出している女性も、スーツ姿で格好よさを見せている女性にもドキッとした。年上で優しくて包容力のある女性には憧れた。尚、私が今までいろいろな女性と接してきて捉えていることは、女性が短髪を強要される場合は、並みのお洒落すら困難な場合だと思う。もちろん、それぞれの人の性別や性格によって、精神衛生による受け止め方は違うと考えられる。個人的には、髪の短さを耳が出るほどのベリーショートにさせられた女子は、かわいそうに思える。現在の自分は、できる限り髪で耳を隠すことで精神衛生を保っているためである。最近では、おかっぱ頭・ボブヘアの女性が気になる。肩に付かないほどの長さですっきりとした雰囲気で、後ろ姿が綺麗で独特なかわいさがあるためである。私も真似したいと思わせる要素がある。また、内面から出るふんわりとした雰囲気を醸し出す人も気になる。結論は、私が今思っていることは、顔立ちと口調が魅力的な女性が好きだ。

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