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いろいろアウトプットして見えてきた景色の話【kintone総括2023】

どうも、あーけんです。
きったんさんのアドベントカレンダー「すごくない」kintone その2に参加し、12月17日分担当をさせて頂くになりました!
拙い執筆で恐縮ですが、読んで頂けますと嬉しいです!

本日のお品書きです!


2023年のkintoneを振り返る

2023年を振り返り、それを一言で表すと「融合アウトプット」です。

"自身の持っている技術や知識"と有識者の方々から教えて頂いた内容をハイブリッドし、さまざまなアウトプットをして1年だった

融合アウトプットしたのは、大きく二つのシチュエーションです。


1つ目は”開発”です。

大きなプロジェクトでいうと、こんなことやりました!

◇内部統制を目的とした、海外のグループ会社専用ワークフローアプリ構築

◇kintoneの従業員マスタをもとにした、ライフサイクル管理の自動化

ライフサイクル管理の自動化のざっくりイメージ

◇組織変更・人事異動のデータ自動連携

組織変更・人事異動のデータ自動連携のざっくりイメージ
こう見るとkrewだけで構築してるように見えて、めちゃくちゃCustomineも使ってる

◇【kintone × krewData × Slack × Zapier】
 SaaSアベンジャーズで閲覧権限を自動付与 !

SaaSアベンジャーズで閲覧権限を自動付与のざっくりイメージ
開発するにあたり作成したMiroの設計図(見にくいよね、ごめんね)

所属しているkintone Enterprise Circleにいらっしゃる大先輩の方々、X(旧twitter)上に流れて来るたくさんのTipsやnote、社内のいろんな人の声など、自分の持っている知識や技術だけで想像して作るのではなく、外部からの情報を融合してアウトプットすることで、その価値を一層高めることが出来たと感じています!


2つ目は"外への発信"です

以下さまざまな登壇・取材の機会を頂き、自身の考えや培ったナレッジ(上に記載した、融合したことによる成功事例)を他の人に発信する機会を頂きました。
各社関係者のみなさま、貴重な機会をありがとうございました。

Cybozu Partner Meeting 2023
大規模kintoneユーザーが語る!
内製とパートナー支援をハイブリッドさせるDX加速スタイルとは?
CybozuDays2023
「ぶっちゃけ、大企業でどうkintone使ってます?」大企業kintoneユーザー座談会!
krewユーザー会Ship Vol.2
krewDataのすゝめ

外にアウトプットすると思考が磨かれる

1つ目で触れた”開発”というアウトプット(経験も含む)をベースに、登壇内容や発信ネタを考えると同時に、私自身登壇等といった経験は初めてだったので、こんなことも改めて考えていました。

  • 汎用的にためになる内容はなにか(個性的な経験を話しても…という)

    • それをスキームやフレームワークなど、枠組みで表せないか

  • アウトプットする上で、なぜその手段を取ったのか

    • ポイントはどこか

  • プロジェクトを進める上で障壁になったことはなにか

    • それを乗り越えた鍵はなんだったのか

    • それはちゃんと他者でもマネできる内容なのか

  • 固い表現、難しい内容、わかりづらさは含んでいないか

  • もちろん、想像や妄想ではなく、すべてファクトベースで話そう!!

「こんなことしたんだぜ!」だけをアウトプットしたって、正直見て・聞いてくださった方のお土産になりにくいし、その場での理解も難しい。また内容が事実に基づかないと説得力さえ生まなくなってしまう。なので、事実から考察した内容を難しい表現や業界用語を織り交ぜるのではなく、イメージしてもらいやすい事例を簡単な言葉で少しカジュアルに表現することが、個人的には大切だということを学びました!

また登壇準備は、今まで行ってきたことを簡単に言うと”棚卸すること”になるので、改めての自身のポリシーというか、思考というか、軸みたいなものがブラッシュアップされ、フロント業務にも大きく活かせたなとも思っています。


見えてきた景色と考え始めたこと

開発に用いるkintoneをはじめ、ノーコード・ローコード開発は一層推進されるべきものであるという結論(=景色)が、私の中で見えてきました。

僕が思うに、各部署で行っている小さなフロント業務がデジタル化され、効率化されていくこともDXの種だと思うんです。また全社的にそれら小さなデジタル化を行っていくとデジタル化が集合体となる、DX化そのものになっていくんじゃないかなって思うんですよね。だってその時点で組織変革は起きてますしね。
※あくまでも、DX化した方がいいよねって前提の話でね

なのでIT部門主体でデジタル化を行うというより、現場主体で小さなデジタル化をより一つでも多く起こしまくることも求められるなって。
大きいことをするよりも、一つ一つの改善やアウトプットが短時間でかつ、成果が目に見えやすいなと思うんです。
だから現場の人が扱いやすいノーコードツールの活用が推進されるべきって思うわけですと。そうすると、そういったデジタル化を推進する人が必要ですね。

そうなると、推進者は、ノーコードツールが使いやすい環境(ルール・ガバナンス整備など)を作る必要もあるなと。
そして、時としてノーコードだけでは達成できない重要な壁を技術で乗り越えられるように、日々進化していく技術知識はどんどん身に着けるべきだなと。
相談された時に、しっかりとサポート出来るように、引き出しは多い方がいいですしね。

なーんてことを考え始めました!


2024年の目標を宣言してみたくなった

目標とする景色は見えたけど、僕はまだ完全な推進者にはなれてないなーって思ってます!
※厳密には会社の一情報システム部門のメンバーなので

ということで、目標を宣言!!!!
技術は引き続きも強化していきたい!
(→今年はプラグイン開発もするぞ!!!)

開発環境も整えていきます!
(→カバナンスの整え方を改めて学ぶぞ!!!)

僕自身がもっとインプットを増やし、それをさらにアウトプットしていく
それが開発だけではなく、推進者としてタクトを振る場面においても増やしていきたいです!
そして、推進出来ている!という状態に少しでも近づけていきたいですね!

実は少しずつkintoneにおける市民開発を、社内でトライアルし始めているので、春以降には制度としてしっかりと確立させたいです!!!

(>人<)祈願!!(頑張るっ!)

ということで、来年もこの界隈を盛り上げていきたいと思います!!!
よろしくお願いします!!!

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