おおはらまさおき ヨガとオステオダンスのひと

ヨガやウータイ・オステオダンスというセラピーをする小さなサロン(ARKA)を静岡で開い…

おおはらまさおき ヨガとオステオダンスのひと

ヨガやウータイ・オステオダンスというセラピーをする小さなサロン(ARKA)を静岡で開いています。 https://www.youtube.com/watch?v=SxvTineTDLQ 旅とワインと本が好き。FBでは呑助自縛ぎみなので、ここでは少しマジメな内容を語ろうと思います。

最近の記事

リーディングカフェ・ONLINE「バガヴァッド・ギーター」

☆7月15日スタート ・日時:毎週水曜日 13:00~30分ほど ・参加費:無料 ・参加形態:ズーム ※毎週行う予定ですが、出張等と重なる日はお休みになります。 各自でお茶など用意して午後のお茶会みたいな寛いだ雰囲気で進められたらいいですね。 ヨーガ経典へ興味を持ってもらう入り口になるよう、僕なりに解釈や解説も付け加えはしますが、あくまで読書会です。 あんまり専門的な学びを期待してハードルを上げないでくださいね(笑) ※テキストは「日本ヴィヴェーカナンダ協会の「シ

    • よろずまわるくおさまりますように

      諏訪地方の名物。万治の石の阿弥陀様。 万事(ヨロズ)のこと。収まりますように。 願いと共に、まわるいカラダを三編回って、「収まりました」とご挨拶すれば、万事解決!というありがたい仏さま。 作法通りにぐるりと廻ってお顔を見上げると、彼の左の目から雫が一粒はらりと落ちた。 涙? いや、さっきまでの小雨が苔むした額を伝わって落ちたんだな。 と思って暫く眺めていたけど、雫がこぼれたはそれっきり。 そのうち雨がどんどん降り出した。 その後、仏様はずっと笑ったままだった。 万

      • 【チャクラを活かす・・・理論と実践・オンライン】

        あんまり家から出られない自粛期間。 何か面白いことできないかな? と見切り発車で始めたオンライン講座。 . . 一番チカラがはいったのが一つ一つのチャクラに関して90分間じっくり実技と解説を取り組むというこちらの講座でした。 . 5・6冊の文献を比較しながら自分なりに掘り下げて、経験と照らし合わせて、テキストまとめて。。 と繰り返すことがヨガの世界や縁あった師匠との結びつき(心の中でね)を改めて強くしてくれました。 おまけにそれを表現する機会を強制的に毎週設けさせていただ

        • ミツバチとガンジス

          山の上にツツジみたいな花を満たした、僕の背丈より少し高いくらいの樹があって、いろんな虫が集まっていた。 ずんぐりとしたマルハナバチや、ハチドリのようにやかましいツリアブ。 名前も知らないような小さな羽虫。 想い想いに花に潜り込んだり、葉の影で同族のパートナーの背中に張り付いたり。 それそぞれの初夏の逢瀬を楽しんでいる。 花に集まる彼らを本日のご馳走と踏んでクモやアシナガバチもパトロール。 生も性も死も、同じ空間に当たり前に混在し、時間は義務を忘れたようにゆっくりと流

        リーディングカフェ・ONLINE「バガヴァッド・ギーター」

          太陽礼拝を深めるために

          【ヴェーダ】 紀元前15世紀頃に西北インドに侵入したインド・ヨーロッパ語族(アーリア人)が持っていた伝統儀式・・・ホーマ(護摩)を通じて天界に住む神々に供物を捧げ、賛歌を唱えることで神々からの恩恵を得るという祭式・・・を中心とした宗教。 初期の神々は自然を神格化したもので、「夜明けの光神・ウシャス」 「太陽神・スーリヤ」 「風神・ヴァーユ」 「水神・ヴァルナ」 「河神・サラスヴァティ」等。 後に「言葉の神・ヴァーチ」 「愛の神・カーマ」 「死神・ヤーマ」等の抽象概念も神格

          呼吸の大切さを思い出す

          あまりにも当たり前すぎる存在 「呼吸」。 ふだん日常の中で呼吸がとても大事だってことは実感しませんよね。 私たちは生れ落ちた瞬間には、もう自分の力で呼吸をすることが可能です。 食事をしているとき 友人とおしゃべりをしているとき 考え事をしているとき そして眠っているとき 私たちの呼吸活動は休むことなく行われています。 でも例えばどうでしょう?  いまから5分間「呼吸」をやめてしまいましょう。 できましたか?  私たちは1日ぐらいなら食べ物なしでもガマンで

          ブラーマリー プラーナヤーマ

          ヨガのアーサナ行法は生物、無生物の形態模写から入るものが多い。 形をシンクロさせることでその対象が持つ力を自分の内側からも引き出そうということだ。 呼吸法の中にも一つ、形態模写から入るものがある。 ブラーマリープラーナヤーマ。蜂の羽音の呼吸法。 ハミングをカラダに響かせる呼吸法だが、音域によって響きを感じるところが違う。 低音はお腹のほうに。高音は頭頂部に。 今日の朝、色んな虫の羽音を確認した。 心地よさを感じるもの、そうでないもの。 蚊の羽音は頭皮や耳に過刺激

          オンライン 呼吸法入門

          オンラインの呼吸法講座 入門編は以下の6つの内容といたします。 パソコン相手ににどの程度集中力が保てるのかも調べたいので、日曜日は6つ全部の講座をやっちゃいます。 arka zoomyoga 呼吸法入門① 正しい姿勢の見つけ方~丹田呼吸法・他 時間: 2020年4月12日(日) 13:00~13:30 arka zoomyoga 呼吸法入門② 瞬発力と判断力の向上 カパーラバーティクリヤー・他 時間: 2020年4月12日(日) 14:00~14:30 arka zo

          オンライン講座 ヨガの呼吸法入門(無料)

          全五回の予定としましたが、進み具合では短くなるかもしれないのでとりあえず、3日間の予定だけ先にお知らせします。 30分の講義実習と10分間の質疑応答を予定しています。 午前の回 4月6日(月)入門1 10:00〜 4月7日(火)入門2 10:00〜 4月8日(水)入門3 10:00〜 夜の回 4月6日(月)入門1 20:00〜 4月7日(火)入門2 20:00〜 4月8日(水)入門3 20:00〜 もしこの日程以外での要望が多ければ、他日も行う予定です。 ズームでの講

          オンライン講座 ヨガの呼吸法入門(無料)

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その16

          ◇アビヤーサ(修習) では、ヨーガ実践の主軸となる”二つの実践”を具体的にみていきましょう。 <Ⅰ-12>  アビヤーサヴァイラーギャーヴィヤーン タンニローダハ 「修習(アビヤーサ)と離欲(ヴァイラーギャ)によって、それら(チッタの働き)は止滅される」 <Ⅰ-13> タトラ スティタウ ヤトノービヤーサハ 「アビヤーサとは、チッタの働きの静止をもたらそうとする努力である」 <Ⅰ-14>  サ トゥ ディーガカーラ ナイランタリヤ サトカーラ アーダラーアーセー

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その16

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その15

          ココロについては様々な比喩がありますが、よく使われるのは「水面」という例え方。 澄んで静かな状態であれば、ココロは対象(外界の事物から自分の内面の様子まで)を正しく映し出します。 でも、これがナカナカに乱れっぱなしで参っちゃう。。 何回も出てきてるので飽きたかもしれませんが、”サットヴァ” ”ラジャス” ”タマス”  ココロの基盤は3つのグナの流動性に竿を挿してますから、その本質として絶えず移り変わるのが当たり前。 僕達のココロ模様はだいたい以下の3つを行き来していま

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その15

          zoomで呼吸法

          今朝zoomというオンラインで繋がる会議用のアプリを試していました。 家に籠らなきゃいけない時間が長く続きそうな中、自己判断を失うほどの過渡な情報の波にさらされていると、気が付かないうちに自分の軸がおかしなところにあったりするのですね。 身体感覚に落ち着くことで少しは冷静になれる。 だからカラダを動かしていればもちろんいいんだけど、カラダ動かすための着火のハードル。人によっては意外と高いのかもしれません。 30分でもエクササイズすれば気持ちもスッキリするはず。 でも

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その14

          <Ⅰ-10>  アバーヤ プラティヤヤーランバナー タモーヴリッティルニドラー 「ニドラーとは、目覚めた状態も夢見も持たない無(活動)を対象とする(チッタの)働きのことである」 ”ニドラー”。これは眠りという意味です。 それも夢すら見ないような深い眠り。 眠っていても夢を見ているならばココロには活動があります。 ならば夢も見ないぐらいにぐっすりと眠っている時、ココロの活動は止まっていることになるのかな。 そうなら”深い眠り”もまた”チッタ ブリッティ ニローダ”(ココ

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その14

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その13

          <Ⅰ-9>  シャブダ ニャーナーヌパーティー ヴァストゥスーニョー ヴィカルパハ 「ヴィカルパとは、言葉の上だけに想起される実体を伴わない知識である」 言葉とはコミュニケーションの手段の1つとして人間独自に発達したものですが、発声を使ったコミュニケーションは他の生き物たちもカラフルに楽しんでいます。 適齢期のメスさんいませんか~。 とか  あっちはライオンいるよ~。あぶないよー。 とか ここ僕の縄張りだよ~。  などなど、いま目の前の問題や先に起こる可能性を解

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その13

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その12

          ◇ユガ ユガ(Yuga)は、インド思想において、循環する4つの時期からなる「時代」の名前である。 4つの時期とはサティヤ・ユガ、トレーター・ユガ、ドヴァーパラ・ユガ、そして最後にカリ・ユガである。 4ユガを合わせたものが大ユガ(432万年)。 千の大ユガをカルパ(劫)といい、梵天(ブラフマー)の昼(夜)にあたる。 ヒンドゥー教の宇宙観によると、宇宙の生命は41億年から82億年のサイクルで創造、破壊される。 ブラフマー自身の寿命は、311兆400億年である。 サイクルは

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その12

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その11

          ◇プラマーナ② アヌマーナ・・・正しい推理による認識 正しい認識の二つ目は”アヌマーナ” これはいわゆる推論のことです。 「引力」ってありますよね。 「引力」というものを直接に目で見ることはできません。 「今日の引力は緑色だよお。」 とか、そういうこと言う人ときどきいるけどね。 本当に緑色かもしれないなあ(笑) 「引力」を直接見ることはできません。(ごほん。) では、広いグランドでボールを思いっきり投げてみましょう。そのうち地面落ちてきます。 今度はすっげー

          ヨーガスートラ第1章(三昧)ノート その11