漫アニゲーム
むかしむかし、あるところにLittle Witchというゲームメーカーがありました。
「白詰草話」「Quartett!!」という作品が有名でしょうか。
この二つの作品には、他にはない特徴があります。
ゲームなのに漫画のような画面作りで、漫画なのに絵が動くのです。
ゲーム画面は漫画のようにコマ割りされ、コマの中でアニメのように背景がパンし、人物が揺れることで歩いている様子を表現していた。物語はマウスのクリックなどによってコマ単位、ときにページ単位で進行し、BGM、効果音がついていた。
しかし、人力でこのゲームを作成するのは大変と見えて、今このゲームメーカーは無くなってしまった。
(成人向けのゲームです。ご購入の際はご留意ください)
さて、AIによって画像や動画、音楽、漫画も作れるようになってきた昨今、次の漫画の進化はこれなのではないだろうかと考える。
電子書籍化も進み、漫画をスマホやPCで見る人も増えた。アニメやゲームも然り。
漫画作成ツール、アニメ作成ツール、ゲーム作成ツールが揃っており、これらからヒントを得てシステムを作れば、新しい表現系を得ることでしょう。
現在、AIで生成できるアニメは短いものに限られますが、漫画の1コマで動かす程度ならそれで十分です。
AIで絵が描けるなら、錯視を利用した「平面絵の立体視」も可能になるでしょう。平面絵の錯視で空間を作った方が処理が軽い、とかあるのだろうか?
そのうちVRなどのXRにも対応することでしょう。
そして、他の国にはない日本だけの特徴として、成人向けのそういう作品を作れるし、販売できる。
日本の独占市場の出来上がりです。
読んでくれてありがとうございます。
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