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愛犬が教えてくれた奇跡?


こんにちは。

今日は教育とは直接はあまり関係ないですが、ふと思い出した事を書き留めたいと思います。

我が家には2匹のミニチュアダックス(母・息子)がいます。


母親の方(ミルク)は、現在15歳で、昨年の暮れ辺りから体調を崩し、行動に異変が現れ始めました。ずっと部屋の隅や私たち家族が触れられないような机の下など、「え、これまでそんな所にいましたっけ?」と思うような場所でうろうろしたり、体調が悪そうにぐったりし始めました。

とても心配になったので、すぐに行きつけの獣医さんの所に行きました。

詳しい事はあまり覚えてないのですが、急遽手術をする事になり、手術をして悪い部分を摘出してもらいました。

それから少しは良くなったのですが、今度は、脱腸してしまい、お尻から、腸が出てきてしまいました。

獣医さんから、「こうやってお尻から元の場所に戻すんだよ」とレクチャーを受けて、実際にやって戻すんです(あの感触は・・・そして戻す度にいきむ身体は忘れられない・・・)。

でも例えば朝に戻したとしても早ければその日の内に、遅くても次の日の朝にはまた出てきてしまいます。食欲もあまりなく、また腸も上手く機能していないのか、日に日に痩せていきました(この時には、最初の手術から2週間程はたっていたのかな・・・)。可哀想すぎて苦しかったです。

見かねた私たちは、再度獣医さんに相談した所、手術で腸を縛ってくれました。

手術の効果もあってか最初は良かったです。ご飯も食べるようになり、ぐったりした感じはありましたが、回復してきたかな!と思いました。

しかし、1週間ほどすると、また元の状態に逆戻りになりました。


「なぜだ?」と思いました。


獣医さんにも何度もお世話になってきているし、ミルクにもストレスをかけ過ぎてしまうと思ったので、手術とかではなく、あまり周囲の環境を変えずにやれる事をとにかく一つずつやろうという話に最終的になりました。

この時に、もしかしたら脱腸が「ミルクとの関わり方を見直すべき」というメッセージなんじゃないかと思い(不思議な話ですが、心理学的にはあり得ます)、腸を戻す度に「いつもありがとうね」とか、「この腸はね、本来ここにあるべきものじゃないんだよ、元の場所に戻ろうね」とか、「治ったら散歩行こうね」とか「いなくなったら悲しすぎるからいかないでね」とか、色んな声掛けを普段以上に多くし始めました。

また、発達心理学の世界で言われている「スキンシップ」の効用も信じて(ちょっと小賢しいかもですが汗)、普段以上になでたり、これでもかというくらい事あるごとに、いや何もない時でも話しかけ続けました。

要するに、「愛してるよ」というメッセージを送り続けました。※ちなみに当たり前ですが、普段からめちゃくちゃ可愛がってはいましたよ!<=自分の中では(ごめんなさい)。

そしたら変化が出始めました。まずご飯をよく食べるようになりました。ぐったりした感じもなくなり始めました。そして1番驚いたのは、上記の事をやり始めて9日目頃から、腸が出てこなくなりました。

正直、その時は「マジか!」と思いましたが、でも何となく分かるような気もしてきました。

もちろん科学的に、そして合理的にも(今の自分には)説明できませんし、「たまたまでしょ」という風に思われる方もいるかもしれません。

でも、一つ言えるのは、自分たちの振る舞いを心を通して、見直し、実践したことで、日々の生活もより穏やかに過ごせるようになりました。我が家の中で流れる空気感はより良くなったと思います。そして、ミルクに対する愛情もより深まった、というより、ミルクの存在の大きさをより実感するようになりました。つまり、「感情の使い方」がこの時に変わったのは事実です。

日本には「言霊」という考えがありますが、目に見えないし、普通に考えてもよくは分からないですけど、それでも自分たちの態度や発する言葉、空気感がミルクにも伝わって、ミルクもそれに応えてくれたんだろうなと、直感的にそんな感想が湧いてきました。

「目に見えるもの」と「目に見えないもの」の両方、そのどちらも世の中にはあって、「バランス」が本当に大切なんだろうなと、愛犬の危機を通して教わった気がします。

でもやっぱりあの時は、なかなか奇跡的に思えたんですよね。本当に「マジですか」と。

あまりスピリチュアルとかの事は分からないですが、そういう類のもを「簡単に否定できるものではないし、甘くもみれないな」と感じました。

普段の言葉遣いや態度が、自分にも自分の外の世界にも影響を与える可能性があるんだとしたら、日々幸せに生きていきたいので、自分は、

理解できるものだけでなく理解できないものも大切にしていきたい

と思いました。

そうしていたら、いつか「理解できないもの」も「理解できるもの」になるかもしれないですもんね。その逆もあると思いますが(笑)。


はい。という事で、あまり何を言いたいのか分からなくなってきましたが、思った事は言葉にできたと思います。


普段は、身近すぎてあまり意識しないけど、家族から学べる事も意外と多く、そして自分にとって大切な存在だと改めて思う今日の自分でした。


ちなみにミルクは今、息子共々めちゃくちゃ元気で、まん丸です(笑)

いつか来るさよならの前に大切な事を教えてくれました。ありがとう。


本日も読んで下さりありがとうございました<(_ _)>






まだまだ教育施設設立までは長い道のりですが、少しでも自分たちの想いに共感してくださる方がいらっしゃれば本当に嬉しく思います。そういう方は、是非一緒によろしくお願いします!笑 またいつも応援してくださる方、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。