#61 人のご縁は自分から離さない
人のご縁というのは不思議なもので、切れたり繋がったりします。
私はご縁は紡いでいくもので、守っていくものだと思います。
決して無駄なご縁というものはなく、自ら切って良い縁など、恋愛の場面における前向きな別れ以外、ほとんどないのではないでしょうか。
以前、尊敬する経営者の方から、”人の良いところを見る”大切さを教えてもらって、どんな人からでも学ぶことは多い!と思うようになりました。
(反面教師として捉えるので、その人と仲良くなるかは別ですが)
私の場合、学生時代に1度だけ自分から縁を切ったことがあり、今でも後悔しています。
反省はするが、後悔はしない。が私の座右の銘ですが、人生の中で唯一後悔していることです。
お相手は女性の方でした。当時友人だったのですが、今は疎遠になっており、連絡の取りようもありません。
親友とまでは言いませんが、かなり仲が良く、お互いスポーツをしていて立場も似ていたので意気投合していました。
なんだかんだあって私が一方的に見限ったのですが、当時の自分の対応を振り返ると、器の小さい男でした。小鉢でチゲ鍋してましたね。
詳細が知りたい方は別の記事にしたいと思いますので、コメントで教えて頂けると嬉しいです。
もう10年ぐらい前の話なので、今ではビターな経験です。
その経験があって今があるので、友人には感謝しています。
いつかばったり会った時、こんな頑張ってるで!胸張って言ってやりたいものです。
ただ、人が喧嘩したり、疎遠になっていく姿を近くで見ると、この経験の事を思い出します。
”一時の感情でそんな身も蓋もないことを言うもんじゃないよ”
"手放した縁は簡単に治るものじゃないよ”
”自分の言葉は思った以上に相手に重くかかるもんだよ”
”人のご縁に良し悪しを付けて考えるんじゃないよ”
”〇〇がいなくても損しない、なんて損得勘定で人を測るもんじゃないよ”
など考えがめぐります。
当事者同士の対立なので、周りがとやかく言うことではありません。
ただ、その一言、一挙手一投足が相手の中に響いていることは理解しておくべきだと思います。
ご縁を切った人は、似たような状況で自分に返ってきます。
自分の行動はいつか自分も被るもんです。
人脈は財産!と言うのは嫌いですし信用なりませんが、困った時助けてくれるのは人です。
人のご縁をはいつも絶やさず紡いでいくこと。
仕事でも、プライベートでも一緒です。
1人で生きていける人はいません。人生楽しく、楽に生きていこうと思えば、人のご縁は紡ぎ、守るべきなのです。
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