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読書の備忘録

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ビジネス書、マーケティング、リベラルアーツ関連の読書備忘録です
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#デザイン思考

桁違いの成長と深化をもたらす10X思考

「桁違いの成長と深化をもたらす10X思考(テンエックス思考)」 〜これまでの思考法の限界を超える知の全技法〜(名和 高司 著) 第1部 思考法の進化  第1章 ロジカル・シンキングの限界  第2章 デザイン・シンキングの罠  第3章 システム・シンキングの可能性 第2部 異次元へのワープ  第4章 3つのマクロトレンド  第5章 5つのパラダイム・シフト(PS:軸ずらし) 第3部 組織と仕事の未来  第6章 進化する組織  第7章 ライフ・シフト、ワーク・シフ

行動を変えるデザイン 心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する

行動を変えるデザイン ―心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する(Stephen Wendel 著) ■ 行動変容デザイン:行動に働きかけるプロダクトの作り方。目標は人が何かをしやすくすること。 1心の働きが行動の決定にどう作用するか理解する(理解) 2企業やユーザーの目標に対して、変えるべき行動を探索する(探索) 3設定した行動をデザインする(デザイン) 4測定と分析で効果を改善する(改善) ■心は行動をどうやって決めているか ・脳内の熟慮と直感の2つの心理モ

進化思考 生き残るコンセプトをつくる変異と適応

「進化思考 生き残るコンセプトをつくる変異と適応」(太刀川 英輔 著) ■序章:創造とは何か ・いいデザインは、人と物との新しい関係性を生み出す ・古来から創造性を発揮してきた人たちは専門分野ではなく、技術と思考があった(理系や文系のような分断は、人の創造性を潰してきている) ・創造性を発揮する人は、建築家やデザイナーに限らない ・創造は人の根源的な欲求。にもかからず「創造」を理解できていない 1美の概念:美しさとは何か、何が美しいと感じるのか 2発想の強度:アイデアの強

デザイン思考が世界を変える

「デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕」〜イノベーションを導く新しい考え方〜(ティム・ブラウン 著) 人間を中心として考えるカスタマーエクスペリエンス。異分野でのコラボレーションで進める。分析と総合を行き来して、ストーリーを組み上げていく。(右脳と左脳を行き来する。) (人々が気づいていないニーズを探り出し、飛躍的な発想で生活を豊かにする―それが「デザイン思考」。これを研究・開発部門だけでなく全社的に浸透させれば、組織は持続的にイノベーションを生み出すことができる

デザインのデザイン DESIGN OF DESIGN

デザインのデザイン DESIGN OF DESIGN (原 研哉 著) ■デザインの発生 19世紀の産業革命により、大量生産が主流となった。 その産業の中の鈍感さに反発するように、美意識や感受性が生まれた。 ■バウハウス 1919年ドイツに創設された造形教育機関。 活動期間はわずか14年間で200名のほどの生徒の小さな学校だったにも関わらず、様々な造形概念が整理された。 ■デザインとは デザインは単に作る技術ではない。耳を澄まして目を凝らして、生活の中から新しい問いを発