見出し画像

大暴れの痛風発作くんを自分でなだめてみた。

とある日の朝、目が覚めたら、足が動かなかった。 

い、痛い。立ち上がることができない。朝起きがけ。膀胱はパンパンに膨れ上がっている。

おしっこに行きたい。でも足が痛くて動けない。物凄いジレンマの中、うごめくようにして、体をいこいこさせてトイレまで這って行った。

さーどうやって立ち上がろうか?痛いのは左足のみである。右足で何とか立位を取り、便器に座った。

天使のラッパが鳴り響き、見事、事なきを得ることができたが、サーこれからどうしようか思案。

確実に私の左足は、痛風発作だった。今までも何度か経験したことがあったので、「またか」ってなもんである。

しかし、困ったぞ。お仕事に行かなければならない。時間も差し迫ってきている。

うーむである。第一歩くことができないのである。しかも、私の住んでいるマンションは2階で階段を降りなければならない。

階段を降りるなんてことは、痛すぎて不可能である。

どうすればよいのか、カッチ、カッチ、カッチ、チーン。

一休さんのように思案し、閃いた。

とにかく痛みを取っちゃえばいいのではないだろうか。尿酸結石くんは、後からゆっくりお薬で溶かしたり、理学療法でなんとかするとして、痛みだけでも何とかしなければ、どうにもならない。

今まさに何とかしなければならない症状は痛みである。

そこで、痛みを取るべく、這いつくばって、鍼を取りにリビングへ向かった。

痛い場所はとりあえず足部外側(小指~第四指、中足骨周辺)及び外果周辺である。足背から足関節にかけての痛み。まさしく痛風。(拇指に痛みが出ることもあるが、今回は小指側)

どうにか鍼を手にすることができた。

サーてどこに打つか。思案。

とりあえず、シイン、アシキュウイン、キンモン、ガイキュウ へ

鍼アターーーック!!

さてどうだか。

恐る恐る、立ち上がってみた。

ふむふむ、痛みは、さっきの激痛から比べると50%は軽減した。次にキュウキョへ

鍼アターーーック!!

またまた、50%ほど痛み軽減。

最初の立ち上がれないほどの激痛からすれば25%ぐらいまで痛みが軽減した。

これなら何とか階段が降りれる。むしろ、ちょっと痛いが、仕事ができる程度まで回復。

よし、最後にロキソニンを投薬!!

これで完璧だ。一日乗り切るぞ!!

ってな感じでその日は、1日乗り切ってみた。

それ以降痛風発作は何年も出ていない。ふー。何とかなってよかった。よかった。みなさんもいざという時は、お試しあれ。意外に効きますよ(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?