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起立性調節障害が東洋医学で改善した話 ③私の主な症状


前回は、相当な低血圧であることが分かりましたが、今回は他の症状も紹介していきたいと思います。

・低血圧
前回もご紹介したとおり、ひどい時は最高血圧が70mmHg台、最低血圧が40mmHg台という数値で、正常な時でさえ、上が90mmHg前後、下が60mmHg前後でした。そのため、いつも顔面蒼白状態。

・急速な脈拍、動悸
起床時に上体を起こすだけで、なんと脈拍120回/分という速さになりました。急激な血圧低下によるものです。ただ起きるだけなのに、全力疾走した感覚ですね。起床時ほどではないですが、立ち上がる時も同じように心拍数が早くなり、動悸を起こしていました。

・我慢できないほどの頭痛
立っていようが座っていようが横になっていようが、耐えられないほどの頭痛でした。痛みが尋常ではなく、本当に頭が割れるんじゃないかと思ったし、鎮痛薬を飲むものの効かない時も多く、無心で頭を叩いてしまうことも…。大げさかもしれませんが、「頭痛で意識を失ってこのまま目覚めないのでは」と恐怖を感じたのは、この病気が初めてでした。

・不眠

起立性調節障害の特徴的な症状が「朝起きれなくなること」。その他の主な症状も特に午前中にひどく、午後になると調子が良くなります。活動出来るようになるのは基本的に午後から。そのため夜はなかなか寝付けず、起床の時間もずれ込むようになりました。また、急に頭痛が襲ってくることもあり、どの時間であっても眠る事自体難しいこともありました。しかし眠れない状況下でも、リラックス出来そうな音楽をかけたり、部屋を暗くして布団に入り、寝る努力はするようにしていました。

・立ちくらみ、めまい、吐き気
立ち上がる際は、動悸とともにひどい立ちくらみやめまい、吐き気も起こしていました。また、立ち続けている状態も辛かったため、立って歯磨きすら出来ませんでした。学校生活でも立ったり座ったり、立ち続ける場面も多く辛かったので、学校側にご理解いただき対応してもらっていました。今でも必ずと言って良い程立ちくらみを起こしますが、動悸はしなくなりました。

・腹痛

もともと胃腸が弱いのもありましたが、特に起立性調節障害の時は酷かったように思います。きちんと診断していただいたわけではないですが、「過敏性腸症候群」ではないかと言われたことがあります。

過敏性腸症候群とは、大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、お腹の調子が悪く痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く消化管の機能障害の疾患。

ストレス、消化管の異常運動、消化管の知覚過敏、不規則な生活などが原因に挙げられるものの、その確かな原因はまだ分かっていませんが、腸に不調を引き起こす一番の原因は「ストレス」と言われているそうです。


以上が私の主な症状でした。前述の通り、起立性調節障害の主な症状は午前中に強く現れ、午後に良くなることが多いです。そのため、「怠けている、仮病だ」などと言われることも少なくないです。この病気は、親御さんや学校側、周りの方々のサポートが必要不可欠です。闘病者の方のみならず、たくさんの方々にこの病気のことを知ってもらい、どうかサポートしていただけると有難いです。
次回からは、私が受けた学校側のサポートや親の協力、私自身気を付けていたこと等をご紹介し、東洋医学との出会いをいよいよ綴っていこうかと思います。

ありさん

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