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「自分が今、幸せになれる工夫」について考えよう

心も体も、今を生きられていると幸福度は高くなると感じている。

たいてい生きづらさを感じて悶々としている時は、体は今を生きているけれど心が今を生きていない時だ。

心が今を生きていない原因の1つには、今の中に楽しみを見つけられなかったり、すこし先の未来に希望を持てないことがあると思う。

裏を返せば精神的にも今を生きるためには、「楽しい」と思う気持ちを湧き起こす工夫が必要だ。

しかし矛盾しているけれど、「楽しい」と思う気持ちは心が今を生きていない限り、そう簡単には湧き起こせない。

だから一番最初にやるべきことは、「人間は今を生きられている時だけ幸せを感じる」ということに気づき、身をもって体験することだと思う。

どんなに過去が幸せであったとしても、今現在の幸せに気づけなかったら、やっぱり私たちはどこか生きづらさを感じる。

あるいは何か心配ごとに囚われていたら、今自分の持っているものに目を向ける余裕は無くなる。

でもどこかで「どんなに過去の幸せや心配ごとにしがみついたとしても、しがみついたことによって幸せにはなれない」と気づく必要がある。

何かにしがみついていては、今、自分の足元に落ちている幸せを拾い上げられることは無いから。

そのことを身をもって実感できたら、ようやく「自分が今、幸せになれる工夫」について考えられるようになる。

だから今、何かに囚われて苦しい思いをすることは無駄ではない。苦しんでそこから抜け出したいと思えた瞬間から、今を生きるための道が開ける。人間には誰しも、創造力と知恵があるから。

苦しみから抜け出したいと思った時から、今自分は何をしたら人生が楽しくなるかとか、自分の毎日が良くなるには今どんな生き方をしようかとか、そんなことを考えることで頭がいっぱいになってゆく。

「自分が今、幸せになれる工夫」について考える時間が増えるほど、「今を生きることを妨げる何か」に割く時間が減ってゆく。

だから楽しみに思えること、楽しいと思うことを、たくさん想像/創造していこう。常に心地よいほうを選んでいよう。

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