気の向くままに
「疲れてしまったな」とぐったりする日は誰にでもあると思う。
お休みの日になんにもできずに、ただただ時間が過ぎていくことだってあるはずだ。
何もしないとき、時間をもったいないと思う人は多い気がする。
たしかに何もできなかったその間に、掃除ができたかもしれないし、書きたい文章を書けたかもしれないし、どこかに出かけることもできたかもしれない。
でも疲れて何もできないことは、そんなにもったいないことなのだろうか。
休むことはまた動くためにとても大事なことだし、休むから頭の中がリセットされて、いい思い付きが浮かぶ。
誰かの生活がSNSで見えてしまう今は、絶えず何かをしていなければならないと思わされてしまうことが多い気がする。
もっと自分の気の向くままに、過ごしていていいのだ。
自分には自分だけのリズムがあって、そのリズムはその日の調子によって変わるし、必ずしも一定ではない。
周りの人が走っている時に、立ち止まることなんてしょっちゅうあるし、その逆もある。
時には外の情報を遮断してみて、自分だけの殻の中でゆっくりと時を待つことも大事なことだ。
ちょっと苦しいなと思った時は、自分の殻の中に閉じこもって、気の向くままに過ごす練習をしてみると、すこし元気が出る。
何にもしない自分に対しても、「良く休んで偉いね」と声をかけ、褒めてあげたい。
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