人生はゆっくりでもいい
無理をしないで、のびのびと自分の心と体の健康を保ち、何より楽しく生きていたい。
そう思うようになってから、自分に負担のない生き方を優先するようになった。
自分の生きる速度で心地のいい毎日を送ること。それが私が生きる上で大事にしていることだ。
自分の速度を大切に生きるには、ゆっくり進むことが私にとっては欠かせないと実感している。生き急いでは途中で動けなくなってしまうし、自分が望むものとズレた生活になってしまう。
休息が必要な時にはちゃんと休めて、誰かの期待に応えすぎなくてもいい。ただ自分の目の前にある大事なものごとに丁寧に向き合えたらいい。その瞬間を、今を、じっくり楽しめる日常を送っていたい。
そんなふうに思っているから、社会の中で競争させられるような場所からは離れている。
究極のところ、豊かな人生であるかどうかは自分自身が自分の毎日に納得できているかどうかだと思う。だから自分に心の余裕があって、やりたいことをすこしずつ積み上げられたら、それは素晴らしい人生だ。
一口に「ゆっくり」と言っても、人によって自分の人生を歩くスピードは違うから、自分の心地いい速さで生きて行けばいいと思う。
背伸びして自分の調子を狂わせるよりも、自分のリズムで着実に人生を描いているほうがずっと幸せを感じやすいはずだ。
もし周りと比べて「自分は進みが遅いな」とか「努力が足りないのかな」と悩んでいるのなら、「そんなことはないよ」という言葉を贈る。
とにかく答えはシンプルで、自分の速度で生きて行けばいい、自分が幸せを感じやすい毎日であればいい。ただそれだけなのだ。
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