伝えることを惜しまないで
嬉しいとか、大好きだとか、悲しいとか。そういう気持ちを恥ずかしいとか、格好悪いとか、そんなふうに思って、出し惜しみをしていないだろうか。もし、そう思って言いたいことを抑えているのなら、考え直してみてもいいと思う。自分を素直に伝えるということを。
もしかしたら受け取ってもらえたはずのものを届けられないことほど、もったいないことは無いと思う。たとえそれがどんな気持ちであっても。
自分の気持ちを届けられたとしたら、何かが変化していたかもしれない。自分を押し込めて生きなくても良くなるかもしれないし、相手が本当に大切な人だったと分かるかもしれない。心の中がすっきりとして仕事しやすくなるかもしれない。
伝えないで悔やむよりも、伝えて受け取ってもらえなくて悔やむほうがずっと自分に納得できる。
それに、今日じゃなくてもいいやと思って、先延ばしにしていても、明日がちゃんとやって来てくれるとは決まっていない。いつまで自分が生きているか、伝えたい相手が生きているかなんて、誰にも分からない。
だから今、伝えられる時に伝えられるだけのことを伝えられたらいいと思う。
何の飾り気もないまっすぐな言葉で、嘘偽りもない言葉で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?