頭の中を空にできた体験3つ
いつも動きまわって忙しく考えごとをしていると、疲れてしまう時がくる。
じぶん速度で毎日を過ごすには、ときどき「余白」をつくるのが大事だ。
生活に余白をつくると、心にも余白ができる。いろんなことでごちゃごちゃになった心から、要らないものが出て行く。
ではどうすれば生活に余白を作れるのだろう。
今日は私が体験してみて頭を空っぽに出来たものを話そうと思う。
①キャンプ
余白をつくるために一番やって良かったのは、自然に触れることだった。
ポイントは人工物がほとんどない自然に触れること。
私の場合はキャンプを通して自然と触れあった。
キャンプでは、誰も何もしてくれない。
テントを張ることも、薪を割ることも、火を起こすことも、ごはんをつくることも、全部自分でしなくちゃならない。
それだけに、考えごとをする暇もないし、体を思い切り動かせる。
キャンプの帰りはびっくりするくらい疲れるけれど、とても心地の良い疲れだ。
夜は遅くまで、焚き火をしながら火をじっと眺めている。
考えごとも何もせず、ただこの瞬間をキャンプで過ごせる。
日常に行きづまって、頭の中を完全に空っぽにしたいときにはキャンプはおすすめだ。
②料理、お菓子作り
遠くへ出かけなくても身近でできることなら、料理やお菓子作り。
作っている間は、火加減や調味料の塩梅などを気にするから、他の考えごとを一旦置いておける。
今日は煮詰まったなと思った日には、頭の中を空っぽにできる料理が楽しい。
ときどき、今まで作ったことの無いものを作るといい気分転換になる。
特に、ふだん買って食べてしまうものを、自分の手で作れたときは気持ちがいい。
私もメロンパンを作ってみた。(けっこう、おいしくできた)
料理やお菓子作りは、自分の手を動かして手塩にかけて何かをつくる体験だ。ごちゃごちゃとした考えごとから離れ、心を使うことができる。
③映画
疲れて体を動かせないときは、映画を見て余白を作っている。
映画を見はじめると、つい現実世界のことを忘れてしまう。
映画の中では物語がどんどん展開していくから、それを理解するために心を傾ける。
体を動かせない代わりに、心をたくさん動かす。
この登場人物はどうなってしまうのだろうとか、この映画は何を描きたかったのかなとか。
そんなことを考えるから、余計な考えごとが入り込む隙がなくなる。
体を動かす元気や気力が無いけれど、余白の時間を作りたいときには映画を観る。
家で観るのなら、横になりながらでも観られるからいい。
ここまで書いてみて気づいたことがある。
心に余白をつくるには、
・ひたすら体を動かすこと
・心を使うこと
が効果的なのだなと。
ふだん、どれほど頭を使っているか思い知らされた気がする。
しっかり、体と心を使う時間を取って行こうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?