自然を見倣う
人間世界で生きていると、人間も自然の一部であることを忘れがちだ。
人工的な街並みや社会、システムの中に暮らしていて、生きにくさを感じる人もいると思う。
そんな時には自然に触れてみるといいかもしれない。
風が気持ちの良い場所、木のたくさんある場所、山の中、海、野原や高原。
自然の中には規則的なものの中に潜む不規則なものがあり、その不完全さがあるからこそ、全てが調和する。
たとえば火は自然のものだけれど、火が揺らぐリズムは完璧に一定ではない。
f分の1揺らぎという法則で、火は揺らいでいる。
その不完全な火のリズムに、癒されたことのある人も多いはずだ。
キャンプで焚き火をしたり、キャンプファイヤーをしたり、ろうそくを灯したりしていると、
なぜか心が落ち着く。
そうやって自然の中に身を置いてみると、不完全であることが完全であるという、自然の優しさに気付く。
自然に触れていると、不完全な自分のことも受け入れられる。
だから画一的な人間の社会に疲れたら、自分はそもそも自然の一部であることを思い出し、自然を見倣おう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?