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生きにくい時には、自分のことを言葉にしてみる

自分の気持ちや感じていることを、言葉にしてみるとすっきりする。

言葉にすることで、自分が何を思っているのかがはっきりするし、今自分にとって何が良くて何が問題なのか輪郭が見えてくるから。

別に言葉にしなくてもいいのだけれど、何かを感じっぱなしにして、感じたことを頭の中に野放しにしていると、自分の本当の気持ちがぼんやりとしたままになってしまう。

そのせいで、自分で自分のことが分からないと錯覚してしまうし、人に自分のことを伝えづらいと思うようになる。

生きにくさや居心地の悪さを感じるなら、自分の中にある気持ちをすべて、ひとつずつ言葉にしてみるといい。

自分の気持ちをひとつずつ言葉にするうちに、「じゃあどうして自分はこんな気持ちを感じているのだろう?」と思うようになる。

嫌だなとか、悲しいとかそういったマイナスの言葉と向き合ううちに、自分の感情からすこし離れたところに冷静な自分がいることに気付ける。

自分が今感じていることについて、落ち着いて見られる自分を用意できれば、小さな解決策がいくつも見つかる。

分かりやすく言えば、自分の気持ちを言葉にする作業とは自分のことを知るための行動の1つなのだと思う。

自分のことを知ることで、自分の輪郭を掴むことで、生きにくさは和らいでゆく。

なぜなら自分を知れば、自分にとってどんな場所が居心地よいのかとか、どんな人間関係が合うのかとかが分かるようになり、

自分自身で自分のための居場所を作れるようになったり、場合によっては自分に合わない場所から抜け出す道を切り拓くこともできるようになったりするから。

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