職人のように今日をつくる
今日はつくるものだと思っている。こつこつと、淡々と。
毎日やって来る新しい1日に何が起こるかなんて分からない。
ちょっとしたことで傷つくかもしれないし、なんとなく気分があがらないかもしれない。
それほど自分は強くないから、大きな波に押し寄せられてしまいそうになることだって当然ある。
そんな自分でも、どうしたら自分でハンドルを握って、じぶん速度で毎日を生きて行けるのだろうと考えた。
すこし考えてみて、「今日は自分でつくる」という気持ちを持っていれば、多少の波にも動じなくなることに気づいた。
今日1日は自分の手で作り上げる作品だと思って、職人のように過ごしてみるのだ。
どんな1日にしようか思いめぐらし、今日やりたいことをひとつずつ、淡々とこなしてみる。
これさえこませば大丈夫だ、きっと今日1日をうまくつくれる。
そんなふうに思いながら過ごしてみる。
何か落ち込むようなことがあっても今日やることをこなしていると、今積み上げている自分の人生のほうがずっと大切に思えてくる。
そんなものに自分の人生のハンドルを握られたくないとも思う。
強い精神力や根性なんてなくてもいいから、今日を自分の手でつくりたいという気持ちが大事なのだと思う。
そんな思いで職人になったつもりで今日をつくっていると、自分じゃないものに振り回されなくなってくる。
自分の今日をつくることに淡々と向き合っているのだから。
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