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静岡市で美術大学通信生〜参考文献編〜


本についてはこれまでも何度かお話させていただいたのですが

参考文献の集め方を紹介させていただきます。

静岡市立図書館

一番手っ取り早く、また、お金をおさえれる方法ではありますが上記の本と本と本の記事でデメリットについて記載しています。ご参考ください。

静岡県立中央図書館

市立図書館と同じ本も、取り扱っていますが、市立図書館とは少々毛色が違います。とくに県立美術館の敷地内にある図書館ですので会期中に販売された本や県美に所蔵されている作家の本などが揃っていたりします。以前、グループ幻触をテーマにレポートを書いたのですが、とにかく資料がなくて。古本で購入しようとしても見つけられることができず。しかし幻触のメンバーである丹羽勝次氏の作品を県美が所蔵していることもあり中央に資料(本)がありました。ちなみにこの貴重な資料ですが武蔵野美術大学図書館にもあるようです。

※2027年に移転リニューアルオープン予定。
かなり取り扱いの本が増えるようです。

古本のイベント

鈴木邸 春と秋の探書会
古本屋さん数店舗が出店していることもあり本のジャンルの幅がものすごく広いです。毎回、結構な大人買いをしてます。行けば必ず参考文献になってくれる本と出会えています。

・古本リサイクル市
あざれあで年に2回開催されていて基本的に全部無料ですが、交換会なので自分からも本を提供します。おっ‥という本に出会えたりします。開催の危機にあるそうです。続けてほしいです。

・一箱古本市
静岡市や静岡市以外でも開催をよく目にするようになりました。静岡市の一箱古本市は以前shopで出店させていただいていたのですが出展だったり個展だったりと日にちが被ってしまい。ここ何回か遊びにすら行けておりませんが古本屋さんが本業ではない方の出店も多くジャンルが合う方がいたりするので、とても助かっています。

古本屋

太田書店
美術系の本が沢山あるので結構な頻度で文献探しにいっています。先述した探書会でも買う率が高いのが太田書店さんの本です。
水曜文庫
アトリエから徒歩3分くらいなので急遽文献が欲しい時に助かっています。たまたまかもしれませんがデザインの参考になる本に出会うことが多いです。
焼津書店(焼津市)
入ると1時間近く本を探してしまいます。それくらい多ジャンルで量がはんぱではありません。まさしく本の海、しかも私がほしい本がありそうなところは大体、荒波です。
書肆猫に縁側
ご縁いただきお邪魔させていただきました。古民家でぬこ様を視界で愛でつつ本を選べるという最高の環境です。探している文献などご相談させていただきました。(その時はタイミングが合わなくて別の本を購入しましたが、ちょうどレポートで書いていたマグリットの本がありとても助かりました)先述した探書会にも出店なさっています。
書肆ハニカム堂(沼津市)
静岡市からは少々離れている沼津市の古本屋さんなんですが、もともとは参考文献関係なくお邪魔させていただき、学校入ってからはハニカムさんが投稿する本の情報をよくチェックさせていただいています。おかげで参考文献に探していた本に出会え購入できました。



他にも友人が販売していたのを購入させていただいたり、気になった本屋さんにお邪魔させてもらったり、とにかく本へのアンテナは張りっぱなしにしています。
何が役に立つかわからないので、なんとなくこれはと思えば即購入しています。

基本的に欲しい文献は絶版だったり、もう古すぎて書店では買えないものだったり、学校が推奨する本がそもそも新書では見かけない本だったりするので古本屋さんにいく機会の方が多いです。

時には、手に入れる本が戦前発行だったり戦後発行だったりも多く、70年以上前の”価値観”を見るわけですから。果たしてそれを文献として利用するのはいいことなんだろうか、と若干悩んでいたんですけども近年に発行された本も何かしらで手にいれてはいて、古本屋さんなどで数十年前の本も手にいれて、時代によって捉え方が違うことを「比較する」というのは大事であると先生に教えていただけたので、ヨシとしています。
むしろそこまで古いと掘り返されにくいので先生によってはユニークだと評価してくださる時もあります。

なぜ、途中の時代から解釈が変わったのか、そこを考えるのも楽しいです。

静岡にも面白い古本屋さんが多くて本当助かっています。

次は、展示を見る編です‥ですが
ちょっと時間かかってます。書いたら投稿させていただきます。


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