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本棚:『教える技術』

上司という立場ではないけれど、派遣さんと一緒に仕事をしている中で、どこまでやってもらったらいいのか、など少々 気になっている中で見つけた本書。「マンガでよくわかる」というのにも惹かれまして。
ついつい、やる気がないんじゃないか、とか精神的なところに目がいきがちですが、行動にフォーカスするということ、そして具体的に伝えることが大事だなと理解しました。ただ、理解はしていても、実際にできているという状態とは隔たりがあるわけで、自分自身のやるべきことも具体的な行動目標に落とし込んでみようと思いました。
やらなければいけないことが複数ある時、優先順位を決めることをまず考えますが、優先順位よりは、やらないことを決める劣後順位の方が重要だそうです。やらないことを決めるのが大事というのは、他の本でも読んだことがありますが、仕事の説明ではあまり伝えたことがなかったなと気付きました。
後輩はいても部下はもったことがなく、「教える」とか「育成」というのをちゃんと考えたことがないのですが、今までお世話になった歴代の上司はそういうこともやってきたんだなぁと頭が下がる思いです。教える技術のスキルは大事ですが、そもそも「この人からは教わりたくないっ!」と思われるようであってはスキルも何もないので、人間性も大事にしないといけないですね。


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