learning journey🌋かごんまへ

4/24~25でお隣の鹿児島県へ行ってきました！

旅路① 及川さんとの対話

及川さんは、KJANZをニュージランドで立ち上げられ、個人の生き方や次世代社会を築いていくために、ニュージーランドの暮らし方や社会システムをヒントに、新しい学びの旅を作っておられます🇳🇿
また、及川さんは、私が海士町で出会った浅井さんのお師匠さんです。浅井家との出会いなくして私の人生語れないっていうぐらい、出会えてよかったし大好きな家族です。

浅井さんから及川さんと繋いでいただき、以前オンラインでお話しさせて頂きました。

オンラインの時に特に印象的だったこと
「10年おきでライフスタイルを見つめ直す」
20代：3倍働いて、ストロングポイントをつける
30.40代：子育ては15歳まで、みっちり親として楽しもう！
40.50代：何らかのスキルがあるはず、次世代に還元していく

オンラインの時に、このような山ほどの発見と勇気を頂き、且つ浅井さんのお師匠さんである及川さんと、直接お会いできることを楽しみにしていました。

うろちょろした先は？

ニュージランドの学生の大多数の人が、私のように高校卒業後、進学・就職をせずに、旅やインターンシップをするなど「うろちょろ」しているそうです。自己の確立のためのモラトリアムのことを「うろちょろ」と表現しています。
うろちょろは、自分探し・確立のために行うという話で少しモヤっとしました。私には、創りたい未来像や具体的にやってみたいことがあり、今現在においては確立できていると言えるのではないか？自己の確立ってなんだ？私は何のためにうろちょろしているんだ？と思いました。
私は、うろちょろを通して何を掴もうとしているのか？考え続けました。今のところ、学びを組み立てられる自分になるためという答えに落ち着きました。そして、今のままではだめだ、まだまだ考動できると思いました。

表面的・表裏一体

親同士の会話
🇯🇵：「○○さん、どんなお仕事されているんですか？」
🇳🇿：「□□でホリデー過ごされたと聞きました〜、どうでしたか？」

ニュージランドの子育てはケ(日常)をとても大切しているので、このような会話が生まれます。
家族揃って夜ご飯を食べ、学校や仕事の話など、些細な出来事の共有が行われます。この時の話に登場してくる人たちは、家族の周りに存在する「多様なコミュニティ」として築かれていきます。

団らんによって構築される家族の周りのコミュニティ

何のために働くのか？

「ニュージランドの人は、遊ぶために働く」と聞いた時に、生きがい≒働きがいという私の中での思い込みに気付かされました。
そして、短い労働時間で単価の高い仕事をするために、大学に入り直したり、自分の価値を高め続ける生涯学習の姿勢があるそうです。

ここまで日本とニュージランドではたくさんの違いがありました。どちらかが良くどちらかが悪いということでも、ニュージーランドを真似して変えていくべきということでもないと思っています。国民性や文化も大切にしたいと感じました。
また、実際にニュージーランドなど海外に行き、体全体で味わいたいなと思いました。
及川さん、浅井さん、ありがとうございました！🙂

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旅路② 鹿児島大学へ

姉が鹿児島大学の卒業生で、姉の研究室の教授(以下いのっち)とありがたいことに私も繋がりを持たせて頂いています。
鹿児島へ行くことをいのっちに伝えたら、大学の授業で15分話す機会を頂きました。
大学進学していない私にとって、大学生と関われる絶好のチャンスで、大学生と親しくなることを目標に置きました。

行きつけのお店で夜ご飯

元々オンラインで話したことがあった大学生(しらりょん)が、他の大学生を4人も集めてくれて、みんなで夜ご飯を食べました。
会ってすぐは、同じ年代のはずなのに、敬語でよそよそしくしてしまいました。目標を再認識して、大学入学の動機や関心事を聞いたり、自分のやっていることに巻き込んだり、積極的に接することができました。このような場を作ってくれて大感謝です😌

新たな出会い

しらりょんが繋いでくれた中武教授とお話しさせて頂きました。
中武教授は、産学連携の活動をされている方です。
海士町や旅先でのイノベーティブな取り組みに興味を持たれるなど、新しいことやおもしろいことがお好きで、様々なことに関心を持たれる方だと終始感じました。
また、私のやってみたいことの問いのシャワーコミュニティについて壁打ちをして頂きました。90日ほど試作版を運用しているので、次の段階へ進むために分析をしてみてはどうかと提案して下さいました。適したツールも教えて下さり、直ぐに行動に移せる状態になりました。何者でもない私の話に対して快く聞いて下さり、とても感謝しています。

緊張の15分間

「農山村振興と環境教育」という授業で、島留学・休学した理由や、卒業後やっていることを話しました。
この授業は、私が隠岐島前高校を知ったきっかけの授業です。姉がこの授業を受講していて、授業の中で取り上げられていた隠岐島前高校のことを知り、当時中3だった私に教えてくれたのです。

ここ最近で1番緊張しました。自分の声が震えていて、「落ち着け〜」と何度も言い聞かせましたが、震えっぱなしで、汗も出てきました。家族以外とあまり話していなかったからなのか、本当に緊張しました。
緊張しすぎて、伝えられているのか不安でしたが、後日、送って頂いた学生の振り返りを拝読し、何かしら受け取ってもらえたのではないかと思います。

・島の環境を活かした地域密着型の活動を調べてみたい
・同い歳でも選択と行動でここまで世界を広げられるのかと本当に尊敬した
・自分の将来の不安や悩みと向き合うことが怖くて避けてきたけど、それだと後悔すると思った
・自分の人生に対して受け身になりがちだが、何かが起こるのを待つのではなくもう少し自分から行動してみたい

学生の振り返りの一部

ひらめいたらGO！

続いては、「自然学校へ行こう！」という授業を受講させて頂きました。
私にとっての暗黙知の領域だったものが、スーッと共感し自分のものになることがたくさんあった授業でした。
オンラインでの授業で、他の人のチャットを読むのも、共に学んでいる感覚があり、とても楽しかったです。
「〜〜と感じました」のようなコメントが多い中、「自然体験を使った教育方法を考えたい！」とやってみたいことのコメントが流れてきて、ハッとしました。ダイレクトメッセージを使って、「私も興味あるから、一緒に考えたい！」と送るというナイスアイデアをひらめきました。そして、インスタで繋がり、一度オンラインで話すことになりました！
大学生と親しくなるという目標が念頭にあったので、些細なことから行動に移すことができました。我ながら、よくやったと思えた出来事でした。

じっくりタイム

帰りのバスの時間までいのっちとじっくり話していました。
いのっちの言語化を急かさずに待つスタンスは本当に尊敬します。私の考えの細部までじっくり聞いてくれ、私の思っていることが100％に近い状態で伝わっていると実感でき、とても心地良かったです。
自分と向き合う中で、このじっくり丁寧にというプロセスは大切だと改めて思いました。

皆さんのおかげで、ちょっぴり大学生になれた気がします。
ありがとうございましたー！🙂