見出し画像

〜〜波待ち日記〜〜 オンショアが好き

9月5日(土)マンリービーチ
コシ

ここのところスモールコンディションが続くシドニーエリア。

マンリーでは、波が小さくてもローカルのロングボーダーでピークはいつも賑わっている。それは鎌倉あたりを彷彿とさせる光景だ。

今日も波は小さそうだけど、土曜日だし激混みだろうな……まあ、波乗り出来るだけでありがたい——

そんな気持ちでビーチに到着すると、目の前には予想に反して見渡す限りガラガラの海が広がっていた。

風が合わないだけで海に入らないサーファーが、世の中には一定数存在する。ゆえに、ラインナップが空いていることが多い。しかしながら、見た目に反して結構サーフィンできる場合も意外と多い。

現に、その日のマンリーはサイズは小さく見た目も悪かったが、ライダブルな波がコンスタントに割れていた。

よしよし、だからオンショアはやめられないのだ。

もちろん、僕だってムネカタぐらいの面がツルツルな波は大好きである。そんなの嫌いな人などいるはずがないだろう。つまり、そんなコンディションであなたを待ち受けているのは、壮絶なパドルバトルとピリついた空気、ということになる。

大混雑のポイントで、ようやく掴んだセットの波に立った時、妙に緊張するのは、きっと僕だけじゃないだろう。

嗚呼、みんな見てる……ヒューヒュー言われてる……最初のセクションでコケたら大ヒンシュクだろうな〜……「もったいね〜」とか言われるんだろうな〜……コケたら最後、もう二度とこんないい波掴めないかもしれないな〜……

アップスンダウンズの間に頭を過ぎる様々な邪念。結果、何も仕掛けられずただ横に走り抜けて終わる。

ただコケなかった、という事実だけを抱きしめてアウトに戻り、「今のいい波だったね〜!」と声をかけられるも、本人的には手応えがないから「お、おう」となる。完全なる不完全燃焼だ。

その点、オンショアで面がガタガタのクソ波であれば、別にコケても構わない。コケたって、どうせ空いているから、すぐに次の波が取れる。お気楽なものである。結果、思い切ってセクションで技を仕掛けることができる。つまり、上達速度も上がる。

万年中級サーファーが一皮剥けるためには、オンショア最高!なのである。

……

……

……

……

あ〜、たまにはムネカタ、面ツルツルの波で、ヒーハー言いながら思う存分サーフィンしてーなー……(;´Д`A

LINEオープンチャット「波待ち時間」

サーフィン人生の9割以上を占める時間、
それが波待ちです。

ある時は波に乗れずにイライラし、
またある時は、仲間とたわいもない話で盛り上がる。
サーフィンのことだけ考えているかと思えば、
仕事のこと、人生のこと、今夜のご飯のこと……
波に揺られながら、様々なことに思いを巡らせることもある——

そんな波待ち時間のように、自由なサーファートークをnoteサークル「サーフィン部」のメンバーと共に楽しみませんか?以下のURLを自由にのぞいてみてください。

<LINEオープンチャット「波待ち時間」>
https://line.me/ti/g2/opQs_HhcRg4iPGy2svOEzw?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
※「波待ち時間」への参加は無料です。
※note上で様々なアクティビティを展開するnoteサークル「サーフィン部」へ参加する場合は、月額100円となります。

〜〜波待ち日記〜〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?