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<本日のビール>Young Henrys Natural Lager

2020年5月15日(金)

【Day 57】

本日から規制緩和だというのに、外はしとしとと降り続く秋雨。
おかげで一歩も外に出なかった金曜日、せめてビールでも飲んでハッピーフライイェイ!な気分を味わうことにする。

Young Henrys Natural Lager

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ABV 4.2%
IBU ちょっと不明(30強ぐらいかな)

オーストラリアのクラフトビール界隈ではラガーの地位が高くなかったそうで、それを覆そうと醸造したのがこちら。伝統的な製法に忠実に造ったラガーだということだが、非常にクリアかつドライ。特に喉越しは後味にジンジャー感を覚えるほどだが、決して生姜が入っているわけではない。

マッチョなブルワリー

ちなみにYoung Henrysは、クラフトブルワリーがひしめくシドニーエリアの中でも一際マッチョで男前なブランドである。

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見よ、このイカツサを。

ヒゲ面のタトゥーがゴリゴリに入ったブルワーが、キャップとネルシャツで美味いビールを醸す。これぞ、僕の中にあるクラフトビールのイメージそのものである。

見た目通りのカルチャー感

ヤングヘンリーズは見た目通りカルチャー感を全面に押し出してきてて、ファッションや音楽とのコラボにも積極的だ。

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バイロンベイ発のヒッピー色が強いアパレルブランド「Afends」とコラボして、世界初の水溶性ヘンプオイルを使ったHEMP IPAを醸すあたり、あまりにもハマりすぎである。見た目が怪しい人が、中身もやっぱり怪しい人だった、みたいな感じだ。

僕も見た目のせいで死ぬほど職質されていた(のりピーの旦那様が捕まった時、千葉に住んでいた僕は東京駅で3日連続で職質されたことがある)が、中身はご存知の通り、妻のお尻に敷かれ続けて細長くなった心優しいお父さんである。

話が外れすぎたので、元に戻そう。

コニカルタンクを舞台にライブ

ヤングヘンリーズが音楽を大事にしているのは、マーケティングディレクターが音楽業界出身だからなのかもしれない。

今日もインスタで、巨大なコニカルタンク(ビールを発酵させる円錐状のタンク)に挟まれた通路にマイクとアンプを置いて、なにやらパンキッシュな音を出す「The Buoys」というガールズバンドのライブ配信を行なっていた。

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自社EC完備のやり手D2Cブランドでもある

ハーレー野郎みたいな見た目のくせに、ビジネスはきめ細やかと見えて、自社ECサイトによるビールの販売チャネルも完備されており、その見た目やカルチャー感も相まって、かなりやり手のD2Cブランドといった感じだ。

創業は2012年。その名の通りまだ若い。そしてイカつい。最初は創業者の名前がブランド名になっているのかと思いきや、創業者の名前はリチャードとオスカーだそうな。

前に気に入ったエチケットがマッチョなワインも「Bad Henry」って名前がついてたけど、ヘンリーって、マッチョな野郎の代名詞か何かなのだろうか?

彼らのビジュアルを見ているとそんな気がしてくる。



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