急成長中のグローバルオンライン家具ショップのテーブルが届いた
2020年4月27日(月)
午前中。ダイニングテーブルと椅子が届いた。
引越前にオンラインでオーダーしたところ、我々自身が新居へ移る前に3回も配送され、受け取れずにいた商品である。
今回のテーブルは、結婚後初めてと言っていいぐらい、アッコが「これどう?」と選んだものが、僕の好みに150%マッチするものだった。そしてもちろん価格もお手頃だ。
ブランドは、vidaXL。
調べてみると、オランダはフェンロー発のオンライン家具・DIY専門ショップらしい。2006年創立なので、そこまで新しい企業ということでもないが、「低価格で高品質」を打ち出して最近ではドイツやフランス、そしてここオーストラリアなどワールドワイドに展開し、急成長を遂げているようだ。デザイン的にも、どの家具も上手にトレンドを取り込んでいる感じがある。
アマゾンジャパンでもvidaXLの商品を見かけるが、公式ECサイトに比べて恐ろしく高値で販売されているようなので、せどりか何かなんじゃなかろうか。
と、能書きはこのぐらいにして……
届いたカートンボックスの酷さよ。
きっと保管時に雨に濡れていたに違いない崩れ方と、あたりに立ち込める濡れた段ボール特有のファンキーな香り。
配送ドライバーが、「うちの会社じゃ、こんなにヘビーな商品を梱包するのにこんなクオリティの箱は使わない。もし何かあったらメーカーに言った方がいいぞ」と哀れんでくれるほどだ。
まあ、中身が問題なければそれでいいんだ、中身が……
……ネジが3本足りない( ;´Д`)
まあ、海外製品にはよくあることだ。小さい木ネジだし、強度には影響なしと判断して、そのままアッセンブルを始める。
イケアの説明書は実はかなりわかりやすいものだったんだ、と感じるクオリティのペライチ説明書と実物を30回ぐらい見比べ、実物と全く違う形の絵がどのパーツを指しているのか、どこに取り付けるのかの確信が持ててから組み立て始めるのがコツである(それでも間違えたのはここだけの話)。
そしてこの手の商品は、ネジを一箇所ごとにカッチリ締め込むのではなく、すべて緩めに仮止めして全体像を掴んでから、改めてネジを締め込んでいく必要がある。※すべてDIY素人の見解です。
「easy to assemble」と説明されていたテーブルとイス6脚。「今日のランチはテーブルで食べれるぞ!」「わーい!」という会話が遠い過去となった16時にようやく組み上がった。
見よ!このマンゴーウッドの素材感が存分に活かされた無垢天板に、程よいインダストリアルテイストをプラスするアイアン脚の絶妙なバランスを。こんな風におウチでカフェ気分が演出できるテーブルがずっと欲しかったんだ!
いっつも真っ白い家具を選びがちなアッコがこんな素敵なテーブルを選んでくれた。ありがとう、サイコーだよ!
広いリビングダイニングにはまだこのテーブルとイスしかないけど、それだけで部屋がぐっと締まるな!
アッコの仕事姿も、こんなかわいそうな感じから……
すっかりデキる雰囲気に早変わり!
ランチには間に合わなかったけど、いいテーブルで食べるとやっぱりご飯が美味しい!
5人で座っても膝が脚に当たらない機能的なデザインも◎だ。
そして何より、このラフな仕上げの無垢材天板がいい仕事をしてて、一層食欲をそそるね!
このラフな仕上げの……
ラフな……
ラフすぎない!?(;゜д゜)
天板はやっぱりお値段的に1枚板じゃなくて、2枚板(って言うのかな)。
裏側は平らだったけど、表面はもともとそうなってるのか、湿気を吸って膨らんでいるのか、大地震で地割れした断層のように片側がせり上がってしまっている。
「これヤバくない!?」
やはりアッコがおかんむりだ……このままだと返品するとか言い出しそう……でも、たしかラストストックだったから、これがダメなら他のテーブルを買うしかないんだよな……
「……いや、まあ、無垢材だし、こんなものなんじゃ……ないかな……ほら、ビールもこぼれないし……」
シュールな状態でなんとか持ちこたえるビール……
アッコはとりあえず証拠写真を抑えると、カスタマーサポートへのメールに添付して送信した。
しかし、さすが飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大中のvidaXL。おそらくこの手のクレームは想定内で慣れっこなのだろう。すかさず50ドルのリファンドをオファーしてきた。
となると、もともと450ドル程度だったこのテーブルは、1ドル75円で計算しても30000円を切ることになる。
それならばいいんじゃないか?耐久性自体はかなりありそうだし。おトクなことに目がないアッコもしぶしぶOKな雰囲気だ。
顧客満足度のコントロールに長けたvidaXL。まだまだ伸びるに違いない。
……えー、ちなみに、反り返ったテーブル天板の直し方知ってる方いらっしゃいますか……?( ;´Д`)
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