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2016年9月の記事一覧
【243日目】バフー
February 14 2012, 7:14 AM by gowagowagorio
9月30日(金)
ミノリを入浴させた後のことである。
ミノリの身体をタオルで拭き、ベッドに転がしてオムツを装着し、服は着せずに僕もベッドに寝転がった。本来なら服まで着せて休憩すべきところだろうが、いかんせんその程度の事ですらヤル気が起こらない。僕はダラけた生活をするとダメになる人間の典型
【242日目】家庭内ロンリー
February 11 2012, 3:48 PM by gowagowagorio
9月29日(木)
昨夜遅くまで起きていたのがたたったのか、目覚めると既に8時を周っている。
いつもは、ナツモを寝かしつける時に「ポリポリしてー」と言われナツモと一緒にベッドに乗って寝転がると、自然と眠くなる。今はその必要がないため、全然眠くならないのだ。
それにしても、普段ならミノリが6時半頃
【241日目】たくましいふたり
February 10 2012, 6:13 PM by gowagowagorio
9月28日(水)
昨夜、ミノリはミルクを飲まずにさっさと眠ってしまったせいか、1時頃に目覚めてぐずり出した。
ちょうどいい具合に心地よく眠りに引き込まれかけていた僕は、正直なところ、ベッドを抜け出してミルクを作りに行くのが面倒臭かった。
こういう場合、どうするか。
ひたすら寝たフリを決め込んでやり過
【240日目】ハレーポッター
February 9 2012, 6:23 AM by gowagowagorio
9月27日(火)
今日も、一人では広すぎるベッドの上で目が覚める。
普段は両側にアキコとナツモがいて、僕は長い身体を屈葬よろしく折りたたんで寝ているのだが、こうもベッドに余裕があると、かえってスースーして居心地が悪い。
ふと横を見ると、昨晩は確かにベッドの横に敷いたマットレスで熟睡していたは
【239日目】一人チキン
February 8 2012, 5:22 AM by gowagowagorio
9月26日(月)
はっ、と目が覚めた時は既に7時半だった。
まだ暗い6時半ごろ、ミノリは起きていた気もするが、夜中に泣き出して起こされることはまったくなかった。ついに、ミノリの睡眠が安定してきたのだ。こうなると、体力面に関しては子育てが俄然楽になってくる。
まあ、その代わり、安定感がないくせ
【238日目】バイバイ
February 7 2012, 6:54 AM by gowagowagorio
9月25日(日)
今日も朝からピーカンだ。ようやく温まった水が心地良いプールに、ナツモやチーボー、ミノリの嬌声が響き渡る。
早いもので、S家のシンガポール滞在も今日で最終日を迎えた。僕は子供達がはしゃぐ姿を眺めながらも、さて、最終日に相応しい観光スポットは何処かという事に頭を悩ませていた。
S家が忙しい
【236日目】食べるとアレルギー?食べないと荒れるギー
December 19 2011, 4:48 AM by gowagowagorio
9月23日(金)
さすが晴れ男と晴れ女の夫婦。今日は朝からピーカンである。やはりこうでないと南国らしさは感じられない。せっかく赤道直下に来たのだから、汗の一つでもかかないと気分が出ないというものだ。
気温が上がりそうな空を見て僕はなんだかホッとしていた。制御不可能ではあるものの、天気もまた、ホスト
【235日目】ボチボチ、チーボーやって来る
December 6 2011, 2:45 AM by gowagowagorio
9月22日(木)
朝6時。昨日此処へ降り立ってから14時間後、僕は再びチャンギ国際空港第1ターミナルの到着ロビーに立っていた。
待つ事20分、ゲートの向こうから現れたのは、10年来の波乗り仲間カズ、そしてその妻トモちゃん、トモちゃんの胸に抱かれて眠っている、間もなく2歳になる愛娘チーボー、計3
【234日目】最後のテイクオフ
November 17 2011, 5:11 AM by gowagowagorio
9月21日(水)
400m先に見えるブレイクは、どうみてもダブルオーバーだった。
この1週間で間違いなく一番デカい波だ。
恐らく夜明けから入っているのだろう、5、6名のサーファーがそのワイルドな波に挑んでいる。
僕の横に並んだマーレーンが尋ねて来た。
「サーフするの?」
もちろん僕はも
【233日目】クール・ビズー
November 12 2011, 7:37 PM by gowagowagorio
9月20日(火)
その男が僕の左側から、指パッチンのポーズを取りつつ小走りで近づいて来た時、僕は潮の満ち具合を確認している最中だった。
ちっ、さっさとパドルアウトすりゃよかった。
僕は心の中で軽く舌打ちしつつ、男に向き直った。男はもちろん、昨日僕をピークまで運んだキャプテンである。
大丈
【232日目】ロータイドが牙を剥く
November 9 2011, 6:07 AM by gowagowagorio
9月19日(日)
朝6時半に自然と目が覚める。
だがそこにミノリの鳴き声は響いていない。妙に広い部屋、妙に広いベッド。そうだ、オレは今一人なんだ、と気がつくと同時に、僕は再び眠りに落ちた。
次に目が覚めたのは8時を回ってからだった。もうすっかり陽が登っている。ふと見ると、ドアの隙間から
【231日目】期待に胸をふクラマス
November 3 2011, 9:34 PM by gowagowagorio
9月18日(日)
今日をもって、アキコ、ナツモ、ミノリの三人は僕を残してレンボンガンを離れる。アキコが明日から仕事のため、今日中に帰宅しなくてはならないのだ。本当は前もって休みを取っていたのだが、どうしても外せない研修を入れられたそうだ。ご苦労な事である。
一人残る事に一抹の寂しさはある。会話
【230日目】モグラン・ブルー
November 2 2011, 7:30 PM by gowagowagorio
9月17日(土)
早い物でレンボンガン生活ももう4日目、半分が過ぎた事になる。
キースとルボの強い勧めもあり、今日はアキコと二人で朝から体験ダイビングをしに行く事になっている。
レストランから見たピークには昨日と同じようなファンウェーブが確認できたから、正直なところ、僕はすぐにでもパドルアウ